2009年05月31日

2009/5/31四国 ガファル・ヌメイリ氏死去/スーダン元大統領

ガファル・ヌメイリ氏死去/スーダン元大統領
四国 2009/5/31
http://www.shikoku-np.co.jp/national/okuyami/article.aspx?id=20090531000029
ガファル・ヌメイリ氏(スーダン元大統領)ロイター通信によると、30日死去、79歳。政府当局者が明らかにした。
 69年のクーデターで実権を握り、71年に大統領に就任。83年にイスラム法を導入、反発する南部の有力黒人民族を主体とするスーダン人民解放軍(SPLA)がゲリラ闘争を拡大、内戦に発展した。
 85年の軍事クーデターで政権の座を追われ、エジプトに亡命したが、99年にスーダンに帰国した。(ヨハネスブルク共同)
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2009/5/30毎日 スーダン:アラブ系の部族衝突で244人死亡

スーダン:アラブ系の部族衝突で244人死亡
毎日 2009/5/30
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20090530k0000e030038000c.html
【カイロ和田浩明】スーダン南部でアラブ系部族が2日間にわたり衝突し、事態収拾のため配備された警官を含む244人が死亡した。AP通信が29日報じた。南部では08年に部族間衝突で女性や子供など900人が死亡しているという。
 衝突が発生したのは、西部のダルフール地方と南部の南コルドファン地方の境界付近。南コルドファンはスーダンの南北内戦の激戦地だった。石油資源が豊富で中国やインドなどの企業が採掘活動を行っているが治安は依然不安定だ。
 スーダンのハミド内相によると、ミセリヤ、リゼイカトの両部族で169人、警官75人が死亡した。
 AP通信によると、ミセリヤの部族長は、リゼイカト族の2000人が26日、馬やトラックに乗って攻撃してきたと話している。スーダン政府は原因を調査中。両部族は、過去にも家畜の飲み水などをめぐり衝突を繰り返した模様だ。
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2009/5/26産経 ダルフールで63人死亡 スーダン軍と反政府組織が戦闘

2009/5/25産経 ダルフールで63人死亡 スーダン軍と反政府組織が戦闘
産経 2009/5/26
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090526/mds0905261325002-n1.htm
 ロイター通信によると、スーダン政府軍報道官は25日、西部ダルフール地方のチャド国境近くの政府軍基地で、政府軍と反政府組織「正義と平等運動」(JEM)との間で激しい戦闘があり、政府軍兵士20人とJEMメンバー43人の計63人が死亡したと語った。
 国連平和維持活動(PKO)の国連・アフリカ連合(AU)ダルフール合同活動(UNAMID)は声明で、多くの住民らが避難を余儀なくされ、人道危機が広がっているとして、戦闘を非難した。
 スーダン政府はダルフールの反政府勢力を支援しているとしてチャド政府を非難、両国の関係が悪化している。(共同)
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2009/5/31ロイター スー・チーさんが一時体調悪化、最終弁論は6月5日に延期

スー・チーさんが一時体調悪化、最終弁論は6月5日に延期
ロイター 2009/5/31
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-38304420090531
[ヤンゴン 30日 ロイター] ミャンマー最大野党の国民民主連盟(NLD)を率いる民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさん(63)の顧問弁護士は29日、裁判所が6月1日に予定していた最終弁論を5日に延期することを決めた、と明かした。
 同弁護士によると、裁判所は延期決定の理由は明かしていない。
 スー・チーさんは29日、拘留中のヤンゴンの刑務所から、自らの健康への「重大な懸念」を表明していた。弁護士は30日、スー・チーさんの体調がその後回復したと説明した。
 スー・チーさんは、自宅軟禁中に許可なく米国人男性と面会したとして、国家防御法違反の罪に問われている。先日も低血圧や脱水症状により治療を受けていた。
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2009/5/31 CNN ハマスとファタハがヨルダン川西岸で交戦、6人死亡

ハマスとファタハがヨルダン川西岸で交戦、6人死亡
CNN 2009/5/31
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200905310011.html
エルサレム(CNN) パレスチナ自治区ヨルダン川西岸カルキリヤで5月31日、イスラム原理主義組織ハマスの戦闘員と穏健派ファタハの治安部隊が交戦し、6人が死亡した。
ファタハ治安部隊はハマス戦闘員が立てこもっていた民家を包囲し、戦闘員の拘束を試みていた。戦闘で死亡した6人のうち、3人はファタハ治安部隊要員、2人はハマス戦闘員で、残り1人は民家の世帯主だった。世帯主の妻は負傷した。
ハマスはガザ地区を実効支配しているが、ファタハが統治しているヨルダン川西岸への影響力は限定されている。パレスチナ自治政府のアッバス議長はファタハの指導者。
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2009/5/31朝日 「占領した、感覚まひした」 元イスラエル兵が告白

「占領した、感覚まひした」 元イスラエル兵が告白
朝日 2009/5/31
http://www.asahi.com/international/update/0530/TKY200905300176.html
イスラエル兵によるパレスチナ自治区での市民への略奪や虐待の実態を証言する、元イスラエル兵らでつくるNGO「沈黙を破る」のメンバーの1人、ノアム・ハユットさん(30)が来日し、30日東京都内で講演会を開いた。占領する側にどんな心理的な変化が起きて、いかに道徳的に退廃してしまうのか、体験に基づく「告白」に200人ほどの参加者が聴き入った。
 ハユットさんは98〜03年の約5年間を軍で過ごした。後半はガザ地区やヨルダン川西岸地区の占領地などで将校の立場だった。イスラエル軍によって無残に破壊されたパレスチナ人の店の前で笑う青年兵士の写真を掲げて、「横断歩道でお年寄りに手を貸すような青年が、占領側に身を置くと、こんな場所で笑えてしまう。多くの破壊行為に遭遇し、感覚がまひしてしまったのです」と説明した。
 NGOは04年、若い元兵士を中心に結成された。兵士の証言の収集と、その出版、講演活動に力を入れている。(金成隆一)
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2009/5/30毎日 オバマ米大統領:パレスチナ議長と会談 入植凍結を要求、イスラエルに「成果」迫る

オバマ米大統領:パレスチナ議長と会談 入植凍結を要求、イスラエルに「成果」迫る
毎日 2009/5/30
http://mainichi.jp/select/world/news/20090530ddm007030132000c.html
【ワシントン草野和彦、エルサレム前田英司】オバマ米大統領は28日、ホワイトハウスでパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談し、中東和平交渉の早期再開の重要性を強調、イスラエルに対して占領地ヨルダン川西岸での入植凍結を改めて要求した。大統領は来月4日のエジプト訪問時に、自らの中東和平構想を明らかにする方針で、和平機運を高めるためにも具体的な「成果」を迫った形だ。

 ◇パレスチナ議長と会談、2国家共存を支持
 オバマ大統領は会談後、記者団に「停滞する和平交渉を軌道に戻さなければならない。私は(イスラエルとパレスチナ国家の)『2国家共存』を強く信じている」と強調。そのためには「双方が履行義務を果たさなければならない」と指摘し、イスラエルに入植活動の凍結を要求した。また、パレスチナ側にも独自の治安能力の向上などを求めた。

 AP通信によると、アッバス議長はオバマ大統領に対し、「2国家共存」の達成目標時期や入植凍結状況の監視体制などを文書で提案して、米国の積極仲介を訴えたという。

 オバマ大統領は4月下旬以降、ヨルダンのアブドラ国王、イスラエルのネタニヤフ首相、アッバス議長を個別に招請。エジプト訪問前にサウジアラビアにも寄る予定で、自ら考える和平構想を詰めている。大統領はイスラエルと周辺アラブ諸国の関係正常化を図り、中東地域の包括和平を進めたい意向とされ、和平機運の醸成にはイスラエルの入植凍結が不可欠な要素だ。
 クリントン米国務長官は27日、「イスラエルは入植活動を完全に中止しなければならない」と強硬姿勢を示していた。
 これに対し、イスラエルは「入植地問題は今後の交渉課題」(首相府報道官)と不快感を示し、人口増加に伴う既存入植地の拡大方針を崩していない。イスラエル放送などによると、政府幹部が最近、ロンドンでミッチェル米中東特使と接触。ヨルダン川西岸に散在する政府未承認の「違法」な入植地を撤去する代わりに、「永久不可分の首都」とするエルサレム周辺や主要入植地の拡大を認めるよう持ちかけたという。
 関係当事者の認識の溝は深く、今後、中東和平に本格介入しようとしているオバマ大統領の手腕が、ますます問われそうだ。
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2009/5/30産経 海賊国際法廷の設置を提唱 オランダ

海賊国際法廷の設置を提唱 オランダ
産経 2009/5/30
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090530/erp0905300910003-n1.htm
 オランダからの報道によると、同国政府は29日、ソマリア沖で続発する海賊事件を審理する国際法廷を設立し、オランダに誘致する構想を明らかにした。
 同国のフェルハーヘン外相は既に日米など20カ国以上の国と国際機関からなる「ソマリア沖海賊連絡調整グループ」にこの構想を伝え、6月にオランダ・ハーグで開く専門家会合で詳細を協議することで合意した。オランダ外務省は「国際社会は主に軍事面で海賊取り締まりを図っているが、オランダは国際司法の面からも有効な貢献ができると考えている」として、国際法に基づいた海賊事件の解明、訴追が不可欠との見解を示した。
 「国際司法の首都」とも呼ばれるハーグには国際司法裁判所(ICJ)、国際刑事裁判所(ICC)のほか、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷などが設置されている。(共同)
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2009/5/29四国 5G8が移民、海賊対策など協議/司法・内務相会合

G8が移民、海賊対策など協議/司法・内務相会合
四国 2009/5/29
http://www.shikoku-np.co.jp/national/international/article.aspx?id=20090529000400
【ローマ29日共同】主要国(G8)司法・内務相会合が29日、ローマで始まった。急増する移民の対策やアフリカ東部ソマリア沖の海賊取り締まりにおける国際司法枠組み構築が主要議題。最終日の30日に共同宣言を取りまとめる予定。
 日本からは小津博司法務事務次官、安藤隆春警察庁次長が出席した。
 移民問題で、開催国イタリアの中道右派政権は移民に厳しい治安法案を議会に提出。海上で捕らえた不法移民を十分な取り調べなしに、そのまま出身国に送還する強硬策を取り、国連や欧州連合(EU)から批判を受けた。会合にはEU議長国チェコ代表も出席、取り締まりと人道問題とのバランスをどう取るかで議論が交わされそうだ。
 海賊取り締まりでは、各国海軍がソマリア沖で海賊を拘束した場合、どの国の法律にのっとって裁くのか国際的枠組みがないため、同枠組みについて議論。また将来的にはソマリアに隣接するケニアに海賊専門の法廷を設置する計画もあり、ケニアなどへの財政支援のための基金づくりも検討される見通し。
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2009年05月30日

2009/5/29毎日 吉沢悠:「視野広がった」 NHKドラマ「風に舞いあがるビニールシート」で記者役に

2009/5/29毎日 吉沢悠:「視野広がった」 NHKドラマ「風に舞いあがるビニールシート」で記者役に
毎日 2009/5/29
http://mainichi.jp/enta/photo/news/20090529mog00m200081000c.html
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)で難民問題に取り組む女性を描いたNHKの土曜ドラマ「風に舞いあがるビニールシート」(5月30日午後9時スタート)で、通信社の記者・寺島真治役を演じる吉沢悠(ひさし)さん。吹石一恵さん演じるヒロイン工藤里佳を叱咤(しった)しながら、一般的になじみの薄い難民支援活動に、視聴者に近い立場から切り込んでいく役柄だ。吉沢さんに話を聞いた。【長岡平助】
 原作は森絵都さんの同名小説で直木賞受賞作。吉沢さんは撮影前、スタッフから原作を読むよう勧められたが、あえて読まなかったという。理由は「マンガ原作はコンテのように読むこともあります。しかし小説は読んでしまうとイメージが固まってしまう」からだ。役作りは、UNHCRの資料や記者経験のあるNHKスタッフの話を参考にし、特にスタッフの災害現場の話が印象に残ったという。「多くの犠牲者が出て、本当はそれを撮らなければいけないけど、人として撮っていいのかと悩んで、撮らなかったというんです。後で怒られたらしいんですけど。その話ってすごくリアルですよね。ああ、ジャーナリストというのは、こういう葛藤(かっとう)の中で生きているんだって」。
 ドラマは、外資系銀行からUNHCR東京事務所に転職した里佳が、結婚をきっかけに、世界中で苦しむ人々への愛に目覚め、新たな一歩を踏み出す姿を描く。吉沢さん演じる寺島は、里佳に難民支援活動の覚悟を促す重要な役柄だ。「ドラマではいつも、どこか楽しいものを一つ見つけて、そこを掘り下げる」と語る吉沢さん。今回は「工藤にどう突っ込むか」だったといい、「ジャーナリストとして、時には冷たく見えるほど突っ込むんです。けれど人間としてはけっこう深い仲なんですよね。恋愛感情じゃないけど。工藤の心情をどこまで揺さぶれるかというところで、きっとドラマもふくらんでくるんじゃないかなと思いました」と話す。
 97年にデビュー、08年に演出家のつかこうへいさんの舞台「幕末純情伝」に主演したのが、役者としての分岐点だったという。「上演期間中は本当に役者のことだけを考えた期間でした。デビュー10年の節目で、つかさんに出会い、原点に返り、今まで自分はどう生きてきたんだろう、今どういう成長をしているんだろうって、改めて感じられた」と振り返る。
 今回「視野が広くなった」と語る吉沢さんは「ドラマでは本物の難民の方がキャスティングされていました。今まで遠い存在だった難民の方々を目の前にして、こういう生き方をしている人と初めて会ったなって。自分の中にはないタイプの人だなって思いました。そういうものが現場にはたくさんあった」と話す。役者としてだけでなく、人間としての幅も広がったようだ。
 土曜ドラマ枠は、映画化もされた「ハゲタカ」や、公認会計士の苦悩を描いた「監査法人」などの話題作が続いている。吉沢さんは、難民支援というテーマの重さだけではなく、「人間の心の機微や本質をしっかり描いたヒューマンドラマなので、構えずに楽しんでほしい」と話した。
 <プロフィル>
 78年、東京都生まれ。主な出演作品にドラマ「早乙女タイフーン」(01年)、「動物のお医者さん」(03年・ともにテレビ朝日系)や「働きマン」(07年・日本テレビ系)、「ブラッディマンデイ」(08年・TBS系)など。
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2009/5/29 CNN LTTE掃討で住民死亡者2万人以上と、スリランカ政府は否定

LTTE掃討で住民死亡者2万人以上と、スリランカ政府は否定
CNN 2009/5/29
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200905290025.html
(CNN) スリランカ政府が5月19日に終結宣言をした、同国北部、東部での少数派タミル人の反政府武装勢力「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」による武装闘争で、英紙タイムズは29日、軍による掃討作戦が本格化した4月終盤から5月19日までの間の一般住民の犠牲者は2万人以上に達する、と報じた。
国連の文書を引用している。国連は当初、「非戦闘地帯」に避難しながらも、交戦に巻き込まれて死亡した住民数は今年1月から5月までの間、約7000人としていた。軍とLTTEは共に、住民死亡の直接的原因は相手側の砲撃などによるものと責任をなすりつけ合っていた。
同紙は国連外交筋の情報として4月下旬から5月19日までの間、1日平均1000人の住民が死亡した、とも伝えた。
一方、スリランカ外務省当局者は、2万人以上との数字について「有り得ない」と否定、根拠もないと語っている。5月に入ってからの掃討作戦では、巻き込まれている住民を安全に退避するため国連、国際援助団体などは戦闘や重火器使用の中止を要請したが、拒否されていた。
軍の掃討作戦は今年に入ってから加速。LTTEの拠点を次々と陥落させ、同勢力の残党は北東部の海岸沿いに後退、多数の民間人を「人間の盾」にして立てこもっていた。スリランカ政府は、作戦でLTTEにとらわれていた住民約26万人を救出したと主張している。
北部、東部の分離独立を求めるLTTEの武装闘争は1983年7月ごろから本格化し、犠牲者の総数は戦闘に巻き込まれた民間人を含め少なくとも7万人とされる。
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2009/5/29 MSF スリランカ: 内戦による負傷者の治療にあたる日々

スリランカ: 内戦による負傷者の治療にあたる日々
2009/5/29 国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/news/2009/05/1828.php
5月16〜20日の5日間で、スリランカ北部にあるかつての紛争地帯を出てバブニヤの町に到着する人の数は7万7千人にのぼった。その多くは緊急医療ケアを必要としている。これを受けて複数のMSFチームが、かつての前線付近にある検問所からバブニヤ内にある病院にかけての一帯で、日夜医療援助を行っている。
5月16日以降、1日で約1万人がバブニヤに到着する前に、旧前線に近いオマンタイ検問所を通過した。4人からなるMSFチームはバブニヤ病院への搬送を必要とする傷病者を特定し、搬送できるように容態を安定させ、その場で可能な限りの医療ケアを施している。
5月20日、オマンタイにいるチームを救援するために到着したばかりのMSFの外科医、ジャン=ポールは、背中に榴散弾のかけらが入った13才の少女を診た。かけらを取る間、ジャン=ポール医師は少女に動かないようにと伝える。
オマンタイで活動しているオランダ人医師、アレクサは説明する。「病院が満員を越えた状態なので、可能な限り人びとをここで治療してしまうようにしています。難しい判断です。その場で治療するか、その場は行かせて、追加対応ができる避難民キャンプへ行かせるか、もしくは既に1つのベッドに4人の患者がいるバブニヤ病院へ送るかです。
1日に平均して20人の負傷者がバブニヤ病院へ搬送されている一方、1日あたり150人ほどが、オマンタイ検問所に設けられた「出張診療所」で3人のMSF医療チームによる治療を受けている。「私たちのうち、1人は長い待ち行列を見て回って医療ケアを最も必要とする人を先に診療所に送っています。」アレクサは続ける。「最後に紛争地帯から出てきた人の多くには銃弾や爆撃による負傷や傷跡があります。多くの人は紛争地帯内で外科措置を受けました。日が経って傷が治った人もいますが、出血している人もいます。負傷したのが最近のことか、または傷口がいったん癒着した後にまた開いたかしたものです。」
バブニヤ病院にある緊急処置室は混雑しており、移動が困難なほどである。バブニヤ病院には400床のベッドがあるが、現在この病院には1900人以上の人で一杯である。ここで、MSFチームは傷病者の治療にあたるスリランカ保健省の職員を支援している。
バブニヤ病院で援助活動に当たっている4人のMSFの外科医の1人、マテューは語る。「ここ数日間、1日あたり30件の手術を行ってきました。通常は5件です。時には共同で、同じ1人の患者の手術にあたることもあります。1人が肢を切断し、もう1人が腕を切断します。もしくは、1人が足の怪我を治療している間に他の人たちは胸部の負傷を治療するなどです。損傷は比較的軽いものですが、爆風によるものが20ヵ所もあったりするなど、1人の患者が沢山怪我をしているのです。
MSFにとって差し迫った課題は、かつての戦闘地帯から出てくる傷病者の治療である。バブニヤ病院支援のほか、複数のチームがプムパイマドゥ・アーユルヴェーダ病院における経過観察といった術後ケアの支援を行っており、また、16万人を収容するマニク農園周辺の避難民に向けた緊急医療ケアのために、マニク農園の外にベッド数100床の仮設病院を設置したところである。
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2009/5/29毎日 スリランカ:内戦終結10日 「国王」と呼ばれ始めた大統領、欧米・国連と「対立」

スリランカ:内戦終結10日 「国王」と呼ばれ始めた大統領、欧米・国連と「対立」
毎日 2009/5/29
http://mainichi.jp/select/world/news/20090529ddm007030079000c.html
 スリランカで25年余り続いた少数派タミル人の反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)との内戦に勝利したラジャパクサ大統領が、多数派シンハラ人の間で「国王」と呼ばれるなど権威を高めている。国連や欧米諸国とのあつれきも目立ち、内戦後の課題となっている国民和解や避難民支援への影響が懸念されている。【コロンボ栗田慎一】
 「Long Live Our King!(国王、万歳!)」。LTTEを完全制圧した19日以降、地元各紙にはラジャパクサ大統領の「偉業」をたたえる全面カラー広告が掲載されている。最大都市コロンボから中部キャンディに延びる街道には、高さ15メートルの巨大な大統領の人形も設置された。
 「国王」の呼び名は、キャンディを拠点に置いたシンハラ系最後の王朝「キャンディ王国」を意識したものだ。2400年続いた王朝は1815年、英国に滅ぼされ、シンハラ人の反英感情を決定づけた。英国は植民地時代、対シンハラ人勢力の盾として、インド南部からタミル人を連れてきたとされる。
 シンハラ人の地元記者は「大統領はLTTEの背後に、旧宗主国の姿を見ていた」と語る。大統領は今回、200年前に王国を滅ぼした英国に復讐(ふくしゅう)を果たした、というわけだ。地元運転手は「来年予定の総選挙や大統領選を前倒しすれば、ラジャパクサ氏が圧勝する」と予測した。
 さらに政府は、LTTEへの軍事攻撃を「人道危機」と英米とともに批判した国連にも、同じ対立構図を当てはめた。国連の潘基文(バンギムン)事務総長がスリランカを初訪問し、避難民キャンプなどを視察した23日、政府は大統領との会談場所をキャンディの大統領別邸に設定した。これに対し、国連側は会談後の事務総長の会見場所を、キャンディ中心部にある英植民地時代の知事公舎だった「クイーンズ・ホテル」とし、対抗心を見せつけた。
 ◇「しこり」避難民に影響
 対立のしこりは、避難民約27万人が収容されている北部地域のキャンプにも深刻な影響を投げかけている。国際援助機関の職員は「キャンプは政府軍が完全管理し、支援活動が制限され続けている。その傾向は日に日に高まり、十分な支援活動ができない」と訴える。
 記者が取材した北部最大のマニク・キャンプでは、水や食糧が不足し、銃武装した兵士が監視しているため、避難民は「日常会話」すらままならない状況だった。
 国連はキャンプの管理を軍から民間に移行させるよう求めているが、政府軍関係者は「国連の指揮下で活動している支援機関は、英米などを拠点にしている」と警戒感を隠さない。また、軍幹部が「政治的な発言」をするケースが増え、政権内での影響力の高まりを印象づけている。
 内戦中に「弾圧」を受け、インド南部に逃れたタミル人記者は「スリランカが国際社会から孤立していけば、ミャンマーや北朝鮮のような独裁色の強い国になりかねない」と警告する。
 ◇復興主導、模索する日本
 「平和貢献」のモデルケースとしてスリランカ和平に積極関与してきた日本政府は、対話ではなく武力によって内戦が終結したことに困惑の色を隠せない。
 日本は03年、東京でスリランカ復興支援国際会議を開催、和平進展を条件に4年間で45億ドルの支援を取りまとめた。また、LTTE支配地域でもODA(政府開発援助)で病院を建てるなど、平和定着の努力を続けてきた。しかし、交渉による和平実現は幻に終わり、タミル人に同情的な欧米の人権団体などからは、「日本はスリランカ政府寄り」と批判を浴びた。
 同国の平和構築を担当する明石康・日本政府代表は「軍事的解決に終わったことは大変不幸なことだ。しかし(日本の手法は)間違っていない」と振り返る。外務省南西アジア課の進藤雄介課長は、今後はスリランカの民族和解や避難民の再定住、地雷除去が必要とし、「復興支援のイニシアチブを取れるのは、同国と良好な関係を保つ日本しかない」と強調する。
 日本政府は、スリランカと同様に、アフガニスタン、パキスタンに関しても復興支援に向けた国際会合を開催してきた。だが、アフガン、パキスタンとも治安が悪化しており、思惑通りに進んでいない。スリランカのケースを教訓に、「紛争地での平和定着」をどのように実現していくか真価が問われそうだ。【佐藤賢二郎】
 ◇責任の一端、国際社会にも−−スリランカ研究者・中村尚司さん
 スリランカの内戦を交渉で解決できる機会はこれまでに何度もあった。02年以降の政府とLTTEの和平交渉で、連邦制の導入による和平の可能性が生まれたが、方針を巡り大統領と首相が対立して頓挫した。04年末のインド洋大津波直後にも、シンハラ人、タミル人が互いに助け合い、復興協力の機運が高まったが、シンハラ人側の反発などで和平は進まなかった。
 うまくいきそうになると、政府側で「譲歩しすぎ」と反対の声が上がったり、LTTE側から政府側に寝返る者が出たりした。スリランカ内戦の問題は、プレーヤー(国内の政党、組織など)も外野(海外の関係者)も多く、まとまらなかった。多くの人命が失われた責任の一端は、国際社会にもある。
 タミル人地域への分権など過去の政府の約束は実行されず、公務員になるのも難しいなど、現実にはタミル人がLTTEに頼るしかない状況もあった。アパルトヘイト後の南アフリカでの黒人と白人の和解プロセスなどを見ると、当事者同士の徹底的な話し合いが最重要と感じる。内戦終結の今を最大の機会ととらえ、真の和解に向け、内外の関係者が徹底的に話し合うしかない。(龍谷大研究フェロー)【聞き手・服部正法】
 ◇まん延するタミル人「差別」−−スリランカ事情に詳しい、清水研さん
 戦闘での市民の犠牲は今年1月以降だけでも6000人という。国際社会の懸念を無視した政府側の姿勢は、形を変え市民生活に影響していくのではないか。
 英国から独立後、タミル人は言語や教育などで差別を受けてきた。タミル語も公用語だが、シンハラ語を話さないと政府支配地域の南部では「生きていけない」現状がある。かつてはタミル人の政党が中央勢力と政治的に交渉したが徒労に終わり、LTTEが生まれた。ただ一般タミル人はLTTEの軍事路線には否定的で、シンハラ人もそれは分かっていた。
 05年のラジャパクサ政権誕生以降、民族問題が変質。「LTTEはテロリスト」と単純化し、「タミル人はみなLTTE支持者」との空気がまん延した。タミル人を狙った誘拐、殺害事件や、記者と知識人への実質的な言論統制もある。
 最大級の援助国である日本は発言力があるはずだ。スリランカ政府に対し、人権状況改善のほか、▽真のタミル人の代表も選ばれる公正な選挙実施▽地方分権を定めた第13次憲法修正の実行−−などを求めていくべきだ。日本の市民社会が、現地の人権・市民団体を支えることも重要だ。(開発援助の事業調査を手がける「ビコーズ・インスチチュート」ディレクター)【聞き手・花岡洋二】
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2009年05月29日

2009/5/29毎日 ミャンマー:スーチーさん裁判 判決は来週以降 1日、最終弁論

2009/5/29毎日 ミャンマー:スーチーさん裁判 判決は来週以降 1日、最終弁論
毎日 2009/5/29
http://mainichi.jp/select/world/news/20090529ddm007030135000c.html
【バンコク西尾英之】ヤンゴン郊外の特別法廷で開かれているミャンマー民主化運動指導者、アウンサンスーチーさん(63)の裁判は28日、弁護側証人1人による証言が行われた。AP通信によると、6月1日に検察側、弁護側の最終弁論が行われる予定で、判決は来週以降に持ち越された。
 ミャンマー軍事政権のムアンミント副外相は28日、カンボジアのプノンペンで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)と欧州連合(EU)の外相会議で「裁判に政治的意図はない」と述べ、スーチーさんの即時解放を拒否する姿勢を強調した。
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2009/5/29 NWES47 米、イスラエルに入植中止要求 オバマ氏とアッバス議長会談

米、イスラエルに入植中止要求 オバマ氏とアッバス議長会談
NWES47 2009/5/29
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052901000153.html
【ワシントン28日共同】オバマ米大統領は28日、ホワイトハウスで就任後初めてパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談した。大統領は会談後、記者団に対し、イスラエルは2003年の中東和平案(ロードマップ)に基づき「入植地建設を中止する義務」があると強調、ヨルダン川西岸での入植地拡大をやめるよう、イスラエルに重ねて要求した。
 大統領はまた、パレスチナ国家樹立によるイスラエルとの2国家共存構想について「パレスチナ側だけではなく自国の利益にもなると、イスラエルが認識してくれると確信している」と述べ、同構想への支持を明示していないイスラエルのネタニヤフ政権の説得に自信を見せた。
 一方、パレスチナ側に対しては、イスラエルへの挑発行為を控えるよう要求。治安能力の向上に向けた指導力発揮をアッバス議長に求めた。
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2009/5/29時事 モスクで自爆テロ、30人死亡=治安情勢不安定な南東部−イラン

モスクで自爆テロ、30人死亡=治安情勢不安定な南東部−イラン
時事 2009/5/29
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009052900068
 【カイロ28日時事】イラン南東部シスタンバルチスタン州の州都ザヘダンにあるイスラム教シーア派のモスク(イスラム礼拝所)で28日夜、自爆テロとみられる爆発があり、地元通信社によると30人が死亡、約60人が負傷した。ロイター通信が伝えた。犯行声明などは伝えられていない。
 事件当時は、夜の礼拝時間帯で大勢の信徒がモスクに詰め掛けていた。地元当局者は、6月12日の大統領選を前に反政府勢力が治安情勢を不安定化させようとしたとの見方を示した。
 アフガニスタンやパキスタン国境に近い同地域では、中央政府からの分離志向が強い少数派バルチ人の部族民が多数住み、イスラム教スンニ派過激組織「アラーの兵士」も過去にたびたびテロを起こしている。また、麻薬密輸ルートに当たり、治安部隊との衝突も発生している。(2009/05/29-05:55)
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2009/5/28 swissinfo.ch 赤十字国際委員会 人道的状況の悪化を訴える

赤十字国際委員会 人道的状況の悪化を訴える
swissinfo.ch 2009/5/28
http://www.swissinfo.ch/jpn/society/detail.html?siteSect=601&sid=10751488&cKey=1243502727000&ty=st
赤十字国際委員会は5月27日、2008年の年間レポートを発表し、戦争の被害の増加と自然災害、また食糧費の値上がりが年間予算をつり上げていると説明した。
赤十字国際委員会 ( ICRC ) の会長ヤコブ・ケーレンバーガー氏はまた、スリランカ、コンゴ、パキスタンなどでは、一般市民が攻撃の標的になるケースなどもあり、今年に入ってさらに人道的状況の悪化が見られると語った。
食糧配給は2倍に
ICRCは2007年度の経費をさらに上回る7億2400万ユーロ ( 約970億円 ) を2008年に使ったと発表した。主な原因は戦争の被害の増加と自然災害、また食糧費の値上がりで、
 「アフガニスタン、ソマリア、パキスタンの3カ国は、自然災害に加え、戦争で疲弊した市民を食糧費の値上がりが襲い、生活は困窮している」
 とケーレンバーガー氏は語った。。
 昨年ICRCはジュネーブ本部から、2007年の2倍に当たる12万1000トンの食糧を配給した。しかし配給を受けた人は2億5200万人から2億7900万人に増加したに過ぎなかった。一方、ICRCは昨年世界83カ国で500万人の捕虜を訪問している。
人道的状況の悪化
 ICRCが昨年最も多くオペレーションを行った国はスーダンで、続いて、ソマリア、イラク、アフガニスタン、イスラエルと続く。地域別では、アフリカがオペレーションの47% を中東が20%を占めた。
 今年に入っても人道的状況の悪化が見られ、オペレーションをさらに増加させている地域は、スリランカ、コンゴ、パキスタンで、またICRCだけが活動を許可されている地域も増えており、特にイラク、ソマリア、グルジアで顕著だという。
 「こうした地域では数え切れないほどの市民の苦しみが続いている。1つには、一般市民が故意に攻撃の標的になり、また1つには戦争当事者が一般市民と兵士を正確に区別できないからだ」
 とケーレンバーガー氏は語り、
 「しかし多くの場合、もし戦争当事者が国際人道法を守る意志が少しでもあれば、避けられるものだ」
 と指摘した。
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2009/5/28 AFP 経済危機で世界情勢は一触即発、09年アムネスティ報告


【5月28日 AFP】国際的な経済危機のあおりで、各地で人権がむしばまれるなか、社会不安に揺れる世界は「一触即発」の状態にあると、国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)が、28日に発表した2009年度版年次報告書で警鐘を鳴らした・・・・・
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2009年05月28日

2009/5/28毎日 ミャンマー:スーチーさん判決は来週以降 1日に最終弁論

ミャンマー:スーチーさん判決は来週以降 1日に最終弁論
毎日 2009/5/28
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20090529k0000m030100000c.html
【バンコク西尾英之】ヤンゴン郊外の特別法廷で開かれているミャンマー民主化運動指導者、アウンサンスーチーさん(63)の裁判は28日、弁護側証人1人による証言が行われた。スーチーさんの弁護士によると、6月1日に検察側、弁護側双方の最終弁論が行われる予定で、判決は来週以降に持ち越された。
 弁護側の証人はスーチーさん率いる野党「国民民主連盟」(NLD)に所属する法律の専門家で、スーチーさんが自宅に侵入した米国人男性(53)と接触したことに違法性はないと主張した。弁護団は当初、NLD幹部ら4人を証人申請したが証言を認められたのは1人だけで、「検察側の証人が23人認められたのに、弁護側が1人なのは不公平だ」と批判している。
 米国人男性との接触が「国家防御法」違反に問われたスーチーさんは、有罪ならば最長5年の禁固刑が言い渡される。ミャンマー軍事政権のムアンミント副外相は28日、プノンペンで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)と欧州連合(EU)の外相会議で、「裁判に政治的意図はない。外国の圧力や内政干渉は受け入れられない」と強調。スーチーさん解放を求める国際社会の要求に応じない姿勢を改めて示した。
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2009/5/28毎日 ミャンマー難民:就業支援 三次・小武さん、民族グッズを通信販売 /広島

ミャンマー難民:就業支援 三次・小武さん、民族グッズを通信販売 /広島
毎日 2009/5/28
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20090528ddlk34040678000c.html
◇カラフルなテーブルクロス、バッグ…
 政府が来年度から、難民として受け入れる方針を決めているタイのミャンマー難民が織った民族衣装やバッグの通信販売店を、三次市東河内町の西善寺住職、小武正教さん(51)がオープンした。ミャンマーで約14万人の死者・行方不明者を出したサイクロン、ナルギスの襲来から今月で1年。就業を通じて難民の自立を支援する。
 タイにある9カ所のキャンプでは約15万人のミャンマー難民が暮らす。サイクロン禍から逃れた人も数百人いるとみられる。
 小武さんは支援してきたキャンプの名にちなみ、店を「メラウ」と命名した。今年2月にもメラウを訪れ、キャンプの外へ出られないため、高校を卒業しても就職できない若者たちを助けようと、ミシンを贈った。
 難民が織った民族グッズを日本で販売、就業支援したいと提案。既に民族衣装が到着、近くカラフルなテーブルクロスやバッグなど約200点も届く。
 小武さんは07年9月、ミャンマーで10万人規模の反政府デモが起き、非暴力で民主化を訴える僧侶たちの姿に胸を打たれた。同年10月に「ビルマの僧侶に連帯する仏教徒の会」(会員50人)を設立。昨年2月に初めてキャンプを訪れ、執筆や講演活動でキャンプの様子を伝え、募金を集めた。「将来、隣人になる難民の文化を理解する機会を作りたい」と話す。商品は、福山市丸之内1の市人権平和資料館で31日まで展示している。注文、問い合わせは同会事務局(0824・63・8042)。【黒岩揺光】
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