2009年06月02日

2009/6/2 AFP バスで移動中の学生ら400人が拉致される、パキスタン北西部


【6月2日 AFP】パキスタン北西部で1日、軍が運営する学校の学生らを乗せたバスの車列が銃で武装した集団に襲撃され、約400人が拉致された。現場はアフガニスタンとの国境近くで、イスラム原理主義組織タリバン(Taliban)に対する掃討作戦が展開されている部族地区だという。
 バンヌ(Bannu)の警察当局がAFPに語ったところによると、学校が夏期休暇に入り、学生らはバス約30台でバンヌに向かう途中だった。バンヌに到着したのは2台のわずか25人ほどだったという。
 学校はラズマク(Razmak)にある、軍が運営する民間人向けのもの。拉致された中には学生のほか、民間人スタッフもいたという。学校近くの地元当局者らによると、学生は15歳から25歳で、軍隊に入るための教育ではなく、特に宗教色のない一般のカリキュラムを受けているという。
 その後、拉致された学生らの大部分は身の安全を確保し、依然行方不明になっているのはスタッフや学生24人だけだという情報も伝えられたが確認されていない。
 ある学生は「部族警察の護衛のもと、約30台のバスで移動していたところ、覆面をした男たちがバスを止め、われわれが軍の新兵かどうか質問し始めた。初めはウルドゥー語(Urdu)で、その後パシュトウ語(Pashto)で話した」と語った。
 別の学生は「男たちは少しの間バスを止め、部族地域出身者の大半を解放した」と述べた。
 今回の拉致により、すでに拡大していたパキスタン政府の掃討作戦に対する報復の恐れが一層高まった。アナリストらは、6週間前から始まった軍の掃討作戦で追い込まれたタリバンが、民間人を標的にする恐れを指摘している。(c)AFP/Lehaz Ali
posted by LMB at 12:36| Comment(0) | パキスタン難民 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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