2009年06月09日

2009/6/8 MSF スリランカ:バブニヤにおけるMSFの活動 − 5月30日現在 最優先事項は依然として負傷者の治療と緊急医療ケア

スリランカ:バブニヤにおけるMSFの活動 − 5月30日現在 最優先事項は依然として負傷者の治療と緊急医療ケア
国境なき医師団 2009/6/8
http://www.msf.or.jp/news/2009/06/1847.php
この数週間、数万人の人びとがスリランカ北部にあるかつての紛争地帯バンニ地方から避難している。その間、国境なき医師団(MSF)のチームはスリランカ保健省の医療スタッフと共に活動を続け、戦闘に巻き込まれた人びとに外科処置や医療ケアを提供してきた。バブニヤ郡にある病院や26万9千人の国内避難民の状況は、今も依然として非常に懸念される状況にある。
MSFチームが保健省の医療スタッフと共に活動している3ヵ所の病院では、連日500人を超える負傷者が治療を受けている。
MSFは、5月22日にマニク農園キャンプ近くに仮設病院を開設した。マニク農園に暮らす22万6千人の国内避難民にとっては、最も近い基幹病院となる。同病院では、現在の医療緊急事態を受けて、24時間体制で外科処置と医療ケアを提供する予定である。外科手術は5月26日に開始された。外科チームは、主に創面切除を扱い、一日あたり6例から10例の手術を実施している。
MSFの医療コーディネーター、セブリーヌ・ラモンは語る。「患者は主に、マニク農園キャンプ内にある保健省の診療所から搬送されています。最初の1週間で100人以上の患者を受け入れました。大半は創傷感染、重度の呼吸器感染症の子どもたち、そして下痢による脱水症状でした。しかし、現在キャンプへのアクセスが制限されており、国内避難民の医療ニーズに対応しようとしている私たちの活動能力は抑制され、迅速な対応がしづらくなっています。」
MSFは保健省が運営するバブニヤ病院の、外科およびその他の医療部門を支援している。同病院にはベッド数450床の収容能力の少なくとも3倍を超える患者が入院している。MSFは病棟の近辺に包帯交換を専門に行う診療所1ヵ所を開設し、チームが一日あたり約60人の包帯交換にあたっている。また、介護スタッフ100人が食事や介助面で入院患者を援助している。
これまでに数十人の患者が、理学療法などの術後ケアを受けるためにバブニヤ病院から近隣のプムパイマドゥ・アーユルヴェーダ病院へと搬送された。同病院では軽微な手術を行うための小規模な手術室が設けられた。
posted by LMB at 03:36| Comment(0) | スリランカ内戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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