2009年06月19日

2009/6/17 MSF ソマリア:ガルグドゥード地方における戦闘の負傷者、MSF病院に運ばれる

ソマリア:ガルグドゥード地方における戦闘の負傷者、MSF病院に運ばれる
国境なき医師団 2009/6/17
http://www.msf.or.jp/news/2009/06/1862.php
国境なき医師団(MSF)は6月5日、ソマリア中央部のガルグドゥード地方ウェブホの町で起こった戦闘による負傷者数十人の治療にあたった。
患者は5日に、グリ・エル市内でMSFが運営するベッド数80床のイスタルリン病院に到着した。この病院は武力衝突が起こった地点から北東に約60km離れた場所にある。
医療スタッフによるトリアージ*の結果、緊急手術を必要としていた患者は7人であった。別の6人は外来診療部門で治療を受けた後すぐに退院した。残りの患者は骨折やその他の命に差し障りのない外傷について、更に治療を受けるために入院した。
* 重症度、緊急度などによって治療の優先順位を決め、患者のふるいわけをすること
イスタルリン病院は髄膜炎流行のため、既に満員に近かった。この大規模な搬送に対応するため、追加のスタッフに声がかけられ、補助目的に使われていた部屋や廊下を利用して追加のベッドを置くスペースが空けられた。またこの日は、自宅療養の可能な患者がすべて退院したことを確認するために、病棟の見回りが行われた。
髄膜炎集団予防接種の遅れ
5月初旬以来、MSFが治療した髄膜炎患者は104人以上にのぼる。イスタルリン病院の外来診療部門のスタッフは、グリ・エル市地域において髄膜炎集団予防接種を準備していた。
グリ・エル市から最大で54km離れたところにある村々への訪問など、準備が進んでいる。訪問は更に患者がいないか確認するためと、村の人びとに数週間以内に集団予防接種が行われることを知らせることを目的としている。
しかし、医療の資格をもつスタッフが限られているため、髄膜炎に対応する活動を担当していた看護師や看護師助手らは、イスタルリン病院で負傷者の治療にあたることとなった。そのため訪問活動は一時的に中止している。
MSFは近日中に髄膜炎に対応する活動を再開する予定である。

国境なき医師団(MSF)のソマリアにおける活動
MSFは現在ソマリア南部と中央部の9つの地域において無償の医療を提供している。ガルグドゥード地方のイスタルリン病院では、2006年から活動を行っている。
MSFはまた、この地域で2つの診療所を運営している。1つはガルグドゥード地方の首都であるドゥーサマレブ市であり、もう一つは2008年1月に開院したヒンデルである。
2008年、イスタルリン病院とこれらの診療所では合計6万3425件の診察を行い、全ての患者に無償で薬を提供した。同年中、イスタルリン病院には約4千人が入院した。
posted by LMB at 10:03| Comment(0) | ソマリア内戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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