2009年05月21日

2009/5/20CNN 避難民総数は推定26万人余、LTTE掃討作戦 スリランカ

避難民総数は推定26万人余、LTTE掃討作戦 スリランカ
CNN 2009/5/20
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200905200017.html
(CNN) スリランカ政府が同国北部、東部の分離独立を目指した少数派タミル人の反政府武装勢力タミル・イーラム解放の虎(LTTE)の壊滅を宣言した問題で、国連児童基金(UNICEF)などは19日、掃討作戦を逃れた避難民が推定で約26万5000人に達したと報告した。
スリランカのラジャパクサ大統領は19日にLTTE制圧を発表しているが、北東部の戦闘地域からの避難民は過去数日間で約6万5000人に上ったとしている。
タミル人の避難キャンプは42カ所前後に設置されているという。
制圧を受け、国際援助機関は食糧供給などの人道支援活動を加速させているが、一部の避難キャンプでは自由な立ち入りが認められず、スリランカ政府に善処を求めている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は新たな避難キャンプ開設のため北部のジャフナ、キリノチなどで土地の提供も要請している。
LTTEによる武装闘争は1983年7月ごろから本格化。戦闘に巻き込まれた一般人を含め、これまでの死亡者は7万─8万人とされる。
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2009/5/20毎日 スリランカ:内戦終結 地域開発支援を−−明石代表

スリランカ:内戦終結 地域開発支援を−−明石代表
毎日 2009/5/20
http://mainichi.jp/select/world/news/20090520dde007030007000c.html
明石康・日本政府代表(スリランカ平和構築担当)は20日、都内で毎日新聞と会見し、内戦終結後のスリランカについて「日本の得意とする地域開発支援に取り組む」と明らかにした。また、国際社会の仲介が結果的に失敗し、武力による解決が行われた原因について、政府とLTTEがインド洋大津波(04年)の国際復興支援金の配分で協力する枠組みが機能しなかったことなどを挙げた。
 明石氏は、民族融和に向け「(LTTEの拠点である北部・東部だけでなく)南部も含め貧困解消が必要だ」と強調。支援策として教育や人材育成分野での小口融資を挙げた。
 一方、内戦長期化の理由については「海外在留タミル人がLTTEを援助したこと」を挙げ、LTTEを空軍、海軍までも持つ勢力に育てた援助の問題点を指摘した。
 和平については、スリランカ復興支援東京会議(03年)へのLTTE不参加などに言及。「将来に向け、別の決断をしてほしかった」と述べた。
 また、18日に政府軍に殺害されたLTTE最高指導者のプラバカラン議長が取り続けた「武闘路線」も批判した。【花岡洋二、佐藤賢二郎】
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2009/5/19毎日 スリランカ:内戦終結 大統領、民族間の和解訴え LTTE壊滅、社会との亀裂懸念

スリランカ:内戦終結 大統領、民族間の和解訴え LTTE壊滅、社会との亀裂懸念
毎日 2009/5/19
http://mainichi.jp/select/world/news/20090520ddm007030157000c.html
【ニューデリー栗田慎一】スリランカのラジャパクサ大統領は19日、国会で演説し、少数派タミル人の反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)を「完全に壊滅した」と正式に勝利宣言し、民族間の和解を求めた。だが、LTTE残党によるテロ再発の懸念は依然あり、戦場となった北部地域には数百万個(政府軍推定)の地雷や不発弾などが残っているとされ、本格的な和解や復興への道のりは険しそうだ。
 「政府はタミル人と戦争をしたのではない」「政府軍はタミル人を守った」「全民族は平等の権利を持つ」
 大統領は演説の多くを、タミル人向けのメッセージに費やした。20万人近くの国内避難民が早く故郷に戻れるよう全力を挙げる考えも強調した。勝利宣言により、タミル人社会との亀裂が広がる恐れがあるからだ。
 戦闘は、農民や漁民が大半のタミル人の居住地域で続いた。国土の3分の1が事実上戦場となり、政府軍が「LTTEが仕掛けた」と言う地雷や機雷、不発弾などが残され、撤去作業が必要となる。
 大統領はまた、国際社会に「復興への協力」を求めた。現在、日本政府などがテントや飲料水タンクなどの緊急支援物資を送っているが、足りないのが現実だ。しかし、停戦を求めた国連との対立感情が消えない中、大統領は「スリランカは独立国だ」と訴え、欧州連合(EU)が要求する独立調査もけん制した。
 一方、タミル人と同じ民族が住むインド南部タミルナド州では、「スリランカ政府への報復」を訴える大規模な抗議行動が続いている。LTTE側は19日、系列ウェブサイトで、政府が死亡を発表した最高指導者のプラバカラン議長が「生きている」と主張した。
 これに対し、国営テレビは同日、議長の「遺体」の映像を放送し、政府軍も「DNA鑑定で本人のものと一致した」と発表した。
 LTTE側は議長を神格化して組織の壊滅を防ぐ考えとみられ、政府との対立はくすぶる恐れもある。
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2009/5/19毎日 スリランカ:内戦終結 米国務省「スリランカは避難民救援を」

スリランカ:内戦終結 米国務省「スリランカは避難民救援を」
毎日 2009/5/19
http://mainichi.jp/select/world/news/20090520ddm007030159000c.html
 【ワシントン草野和彦】スリランカ内戦終結について、米国務省のケリー報道官は18日、国内避難民に対し、水や食糧などの生活必需品を支給するよう同国政府に求めた。
 米国はLTTEをテロ組織に指定。だがLTTEとの戦闘中に病院などを無差別攻撃したとして、オバマ大統領が政府軍を非難した経緯もあり、勝利を祝福することは避けた。
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2009年05月19日

2009/5/19AFP スリランカ政府、LTTEとの内戦終結を宣言



【5月19日 AFP】(一部更新、写真追加)スリランカ政府は反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ(Liberation Tigers of Tamil Eelam、LTTE)の残存勢力を一掃し、最高指導者ベルピライ・プラバカラン(Velupillai Prabhakaran)議長を殺害したとして、18日、数十年にわたるLTTEとの内戦の終結を宣言した.....
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2009/5/19AFP スリランカ政府、LTTEとの内戦終結を宣言



【5月19日 AFP】(一部更新、写真追加)スリランカ政府は反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ(Liberation Tigers of Tamil Eelam、LTTE)の残存勢力を一掃し、最高指導者ベルピライ・プラバカラン(Velupillai Prabhakaran)議長を殺害したとして、18日、数十年にわたるLTTEとの内戦の終結を宣言した.....
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2009/5/19東京 スリランカ内戦終結 民族和解 道険しく

スリランカ内戦終結 民族和解 道険しく
東京新聞 2009/5/19
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009051902000087.html
【コロンボ=林浩樹】スリランカの反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」の最高指導者プラバカラン議長の死亡が十八日確認され、二十五年以上続いた内戦はひとまず終結した。多数派シンハラ人主導の政府は、少数派タミル人の自治権拡大をてこに国民融和を目指すが、双方で七万人の犠牲者を出した民族対立の根は深く、和解への道は険しい。
 プラバカラン議長は一九七二年にLTTEを結成した。当時はタミル人が優遇された英植民地時代の反動で、シンハラ人の政府がタミル人への差別政策を進めたため、同議長らが蜂起。反政府グループが割拠する中、プラバカラン議長は対抗勢力を次々と倒し、タミル社会の主導権を握った。
 八三年の内戦ぼっ発後、同議長は北東部の独立を主張して独裁体制を構築。自爆テロの手法を用いたり、捕虜になるのを避けるため少年兵に自殺用の青酸カリを所持させるなど運動を激化させた。和平の機会もあったが、プラバカラン議長は独立にこだわり破棄してきた。
 壊滅に追い込まれたLTTEの先行きは不透明だ。独裁者の死で雲散霧消するとの見方がある一方、海外を拠点とするタミル人の支援で地下組織としてテロを継続するとの懸念も強い。今後の和平協議についても、外交筋は「議長が権力保持のため優秀なタミル人を粛清したことが最大の問題」とタミル人のリーダー不在を指摘する。
 一方、スリランカ政府は戦闘の最終局面で人道危機を訴えた国際社会を無視し、LTTE制圧に突き進んだ。さらに議長を拘束せずに殺害したことで、国際社会の批判が強まるのは必至だ。人質にされた市民の被害状況も定かではない。国民融和を進める上でも、国連による現地調査の受け入れは不可欠だ。
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2009/5/19毎日 スリランカ:内戦終結 LTTE、カリスマ議長死亡で壊滅確実

スリランカ:内戦終結 LTTE、カリスマ議長死亡で壊滅確実
毎日新聞 2009/5/19
http://mainichi.jp/select/world/news/20090519ddm007030069000c.html
【ニューデリー栗田慎一】「100回死んだ男」の異名を持つ、スリランカの反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)最高指導者のプラバカラン議長(54)が18日、政府軍の砲撃で死亡した。世界に築いたタミル人ネットワークを通じて豊富な活動資金を手にし、欧州でウェブサイトを運営して世界に情報を発信しながら、正規軍と互角の兵器を所有したLTTEは、存在が神格化された同氏の死亡とともに壊滅は避けられない見通しとなった。
 04年のインド洋大津波で「海に流され」、昨年は「中国で病死」し、今月15日には「自爆した」と言われた。メンバーらは同氏を「神の子」とあがめた。ただ、その素顔は冷徹な独裁者だった。
 LTTEは政治と軍事の両部門を持つ。政治部門の幹部候補生は英国などに留学し、外国語に堪能で「政府よりも巧みなロビー活動」(政府高官)を各国で続けてきた。軍事部門はタミル人社会に事実上の徴兵制度を敷いた。インド南部に逃れた複数のタミル難民の証言によると、徴兵を避けるためには毎月数十ドル程度の納金が必要で、多くの男性が「兵士」として徴用された経験を持っていた。
 豊富な資金は、インド南部のタミル人社会や欧州などに移住したタミル人ビジネスマンからのカンパなどによって支えられた。
 元LTTE支援者によると、02年に実現した無期限停戦の後、LTTEは変容していったという。プラバカラン氏ら上層部は、タミル人社会の民主化を進めようとした有力者を次々と暗殺。和平機運の広がりに武装組織としての存続を危ぶんだためと言われる。
 政府軍が一昨年秋に攻撃を強めたのも、タミル人社会のLTTEへの不満の広がりと無関係ではない。政府側に拘束されたメンバーたちは同氏の居場所を正確に伝えたという。
==============
 ◆プラバカラン議長の略歴◆
1954年11月 スリランカ北部ジャフナ半島の港町で4人兄弟の末っ子として誕生
  72年    反政府組織「タミルの新しいトラ」(TNT)を創設
  76年 5月 TNTを母体に「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)設立
  83年    LTTEが政府軍を攻撃。報復暴動から内戦に発展
  84年10月 結婚。後に2男1女を授かる
  91年 5月 インドのラジブ・ガンジー首相(当時)がタミル人の自爆テロで死亡。インド当局が議長に死刑執行令状を発行
  02年 4月 スリランカ北部キリノチで初の記者会見。国内外200人以上の記者が参加
 09年 5月 スリランカ国営テレビが議長の死亡を正式に発表
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2009/5/19毎日 スリランカ:内戦終結 EU、独立調査求め議長総括採択

スリランカ:内戦終結 EU、独立調査求め議長総括採択
毎日新聞 2009/5/19
http://mainichi.jp/select/world/news/20090519ddm007030079000c.html
【ブリュッセル福島良典】欧州連合(EU、加盟27カ国)は18日、ブリュッセルで開いた外相会議で、「国際人道法違反」との指摘が出ているスリランカ内戦について、独立調査を求める議長総括を採択した。
 議長総括は、民間人を「人間の盾」として使った反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)を非難する一方、スリランカ政府に人道危機への迅速な対処を要請した。さらに、「(国際人道・人権法の違反に)責任ある人物は裁かれなければならない」と強調、国際法廷による訴追を促した。
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2009/5/18 インド新聞 日本、スリランカ人道問題に対応

日本、スリランカ人道問題に対応
インド新聞 2009/5/18
http://indonews.jp/2009/05/post-2533.html
日本政府は15日、スリランカにおける国内避難民の厳しい人道状況に対応するため、国際移住機関(IOM)からの要請に応え、国際平和協力法に基づく物資協力として、テント560張、給水容器3万個、ビニールシート4千枚、スリーピングマット1万枚及び蚊帳1千張(購入価格:約4,700万円相当)を無償で譲渡することを閣議で決定した。これらの物資は、IOMがスリランカで実施する被災民の救援活動のために使用される。
 日本は、既にスリランカへの最大400万ドルの緊急無償資金協力を表明しているが、今回の協力は、現地のニーズにより迅速に対応する観点から、追加的支援として日本が備蓄している物資を譲渡するものである。
 日本は4月30日-5月2日、明石政府代表をスリランカに派遣するなど、これまで東京会議4共同議長国として、スリランカ和平のために積極的な働きかけを行ってきている。今後とも、国内避難民の安全確保や人道状況の改善、民族問題の政治的解決に向けた取組を後押ししていく考えである。
 なお、今回の協力物資は、横浜及びアラブ首長国連邦シャルジャ首長国にある内閣府国際平和協力本部事務局の倉庫に備蓄された物資の全量であり、各倉庫から輸送して、IOMに引き渡される。
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2009/5/18スパイ&テロ タミル・タイガー「プラバカラン議長」とは何者だったか

タミル・タイガー「プラバカラン議長」とは何者だったか
2009/5/18 スパイ&テロ
http://wldintel.blog60.fc2.com/blog-entry-179.html
スリランカの反政府ゲリラ「タミル・イーラム解放のトラ」(通称タミル・タイガー)がようやく敗北宣言を出しました。

スリランカの「解放のトラ」が敗北宣言、指導者死亡か

 ファナティックなボスを頂く武装組織によって一般住民が不幸を強いられるという典型的な戦争でした。こういう例は世界の紛争地にはよくあることではあるのですが、プラバカラン議長はなかでもかなり酷いほうだったと思います。
 では、このプラバカラン議長とはどんな人物なのか? これについて、過去に自分が書いた文章をパソコン上で探してみました。たしか9・11テロ直後の『文藝春秋』増刊号に「世界のテロリスト列伝」とかいうタイトルで寄稿した記事がいちばんスッキリまとめた記憶があるのですが、ちょっと見つかりません。で、凄く細かいですが、たぶん拙著『世界のテロリスト』用と思われる原稿を見つけました。2002年時点の情報で、いまさら旧聞な話ですが、マンネリ化したスリランカ紛争に関するデータはあまり日本語メディアにはないので、資料として再録しておきます。

スリランカ内戦とタミル・ゲリラの軌跡

 スリランカでは、全人口1700万人の74%を占める多数派の仏教徒シンハリ人と、18%の少数民族であるヒンズー教徒のタミル人の民族対立が古くから続いてきた。とくに、タミル人の居住地域である北部と東部(ジャフナ州、ムライテブ州、バブニヤ州、マナール州)では、シンハリ重視政策のスタートした56年より、独立運動が顕在化し、住民同士の武力衝突が繰り返されてきた。
 過激テロ組織も、そうした土壌を背景に発生した。組織としては、60年代にスリランカ全土に吹き荒れた左翼学生運動から派生したタミル民族主義の学生組織「タミル学生運動」(TAMIL MANAVAR PERAVAI)が、ジャフナ半島のウルンパイ村で70年に結成され、その武装部門がゲリラ化したのが元祖といわれる。さらに、そこから数々の分派が旗揚げされたが、とくに「タミル連合戦線」(TAMIL UNITED FRONT)が最大組織として運動の中心となった。
 72年、公用語をシンハリ語に限定するなど、さらにシンハリ人優遇政策が進められると(77年にタミル語も公用語に加える)、それに対して、インド本国のドラビダ人民族運動と連動してタミル人独立運動が開始される。
 また、同時にジャフナ半島では「タミル学生運動」「タミル連合戦線」の流れを汲む過激派たちのテロ活動がエスカレートした。タミル穏健派指導者チェリア・クマラソリエル爆殺未遂が起こったが、逮捕された42人の容疑者は、タミル人政治家たちの思惑により釈放された。ちなみに、その42人が後に3大ゲリラ組織「タミルの新しいトラ」(TNT:TAMIL NEW TIGERS)「タミル・イーラム解放機構」(TELO:TAMIL EELAM LIBERATION ORGANIZATION)「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)を創設することになる。
 
◎「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE:LIBERATION TIGER OF TAMIL EALAM)
 76年に創設された「タミル・イーラム解放のトラ」は、当初は学生運動に連なる過激派の一分派に過ぎなかったが、圧倒的な戦闘性で他組織を吸収し、まもなく事実上のタミル独立派最大の武装ゲリラへと成長した。
 当初の理論的指導者はアントン・バラシンガム。後に過激路線のベルピライ・プラバカランが議長となる。海外54カ国に広がる6000万人のタミル移民社会にも浸透し、「世界タミル協会」(WTA)「世界タミル運動」(WTM)「カナダ・タミル協会連合」(FACT)などを通じて、海外同胞から資金を吸い上げる仕組みを確立。さらに移民社会に根を張るタミル・マフィアとも人脈を築いた。
 83年7月に発生した政府軍を狙った爆弾テロ(兵士13人殺害)と、続くシンハリ人の暴動(タミル人400人虐殺)をきっかけにゲリラ闘争が開始され、スリランカ内戦が勃発した。「タミル・イーラム解放のトラ」は、他派との熾烈な抗争も含め、無差別テロを主力とする激しい独立闘争を戦っている。ゲリラ側・政府側双方の犠牲者数はすでに6万人近いといわれる。
 最大動員兵力は1万といわれ、うち、訓練された中核部隊は3〜6000人とみられる。特攻部隊「ブラック・タイガー」も創設され、自爆テロを戦術として採用している。潜水夫部隊「シー・タイガー」、情報部などの特殊部隊も組織している。特徴としては、10代中頃の少年少女兵が多いこと。全員が自殺用に青酸化合物カプセルを携帯している。
 インドの親タミル勢力(マドラスを中心とするドラビダ人組織)の支援を得て、北部ジャフナ半島を本拠地に、80年代半ばにはタミル人居住地域である北部・東部の密林地帯を事実上支配した(本部はワンニ地区)。
 87年4月、政府が一方的停戦を発表したが、タミル人側は無差別テロを激化させてこれを無視。5月には、ジャフナ半島に政府軍が総攻撃を開始することとなった。インド平和維持部隊(IPKF)5万が介入したが、戦闘収束を図るインド軍と「タミル・イーラム解放のトラ」は決裂し、戦闘状態に突入した。この戦闘で、ゲリラ側1500、インド軍800が戦死し、インド軍は90年3月に撤収することとなる。
 また、この頃より、資金調達のために支配地での麻薬栽培を拡大し、インド及び欧州のタミル・マフィアと結託して多大な利益を得たとみられる。
 90年代に入ると、特攻部隊「ブラック・タイガー」が本格的なテロ活動を開始している。テロは日常的に行われたが、とくに主なものは以下の通り。
91年3月、ウィジェラトネ国防相ら30人を爆殺。
同年5月、元インド首相ラジブ・ガンジーを暗殺した。
▽93年5月、メーデー行進中に爆弾テロを行い、ラナシンゲ・プレマダサ大統領ら24人を殺害。
▽94年4月、コロンボのホテルで連続爆破テロ。
▽同年10月、自爆テロで本命次期大統領候補含む57人を殺害。
 95年4月には、和平交渉決裂から、内戦が再び激化した。とくに、同年10月には、政府軍がこれまでの内戦で最大規模の攻勢に出ており、同年12月にはついにジャフナ半島陥落。LTTEは、拠点をジャフナから東部のトリンコマリー及びバッティカロア地区に移動した。
 軍事的に敗れたLTTEは、以後、テロ攻勢を激化させた。動物園や観光地を狙った無差別爆弾テロや、観光産業打撃を狙った外国人旅行者襲撃も開始。また、とくに女性ゲリラを使った自爆テロを常套手段とするようになった。
 90年代半ば以降の主なテロ事件は以下の通りである。
▽96年1月、コロンボ中央銀行前でトラック爆弾。90人死亡、1400人が負傷した。
▽同年7月、ジャフナ市中心部の政府機関開所式で女性ゲリラの自爆攻撃。政府軍ジャフナ司令官ら21人殺害される。また、コロンボ近郊デヒワラ地区で、通勤列車が爆破され、70人殺害される。
▽97年7月、北朝鮮の貨物船をジャフナ沖でシージャック。このとき、北朝鮮人船員1人を殺害している。
▽同年9月、今度は米国化学会社がチャーターしたパナマ船籍の貨物船を襲撃。中国人船員5人含む20人が死傷。
▽97年10月、新規オープンした近代設備「コロンボ世界貿易センター」で自爆テロと銃撃戦。自爆者含む18人が死亡(警備員、治安部隊員含む。自爆テロリスト数は不明)し、日本人6人と外国人多数を含む96人が負傷した。実行グループのうち、2人は治安部隊に射殺され、3人は自殺。1人は手榴弾を投擲して活路を作り逃走した。このとき、手榴弾で僧侶1人が巻き添えになって死亡した。
▽98年2月6日、コロンボ市内スレイバリー・アイランドの繁華街で、車両で女性含むゲリラ3人自爆。警備兵士4人と市民2人殺害。
▽98年2月22日、ジャフナ沖で海軍貨物船団を自爆攻撃。2隻撃沈し、5人を殺害。LTTE側も16人死亡といわれる。
▽同年3月5日、コロンボ中心部のマラダナ駅付近で、車両自爆。32人死亡し、250人負傷。
99年7月、自爆テロでタミル穏健派議員ニーラン・ティルチェルバムを暗殺。
同年11月、北部のワニ地区でキリスト教会を砲撃。44人を殺害する。
▽同年12月、大統領選中の与党・人民連合の集会に爆弾テロ。26人を殺害したほか、演説していたチャンドリカ・バンダラナイケ・クマラトゥンガ大統領や取材中のNHK記者らも負傷させた(大統領は右目失明の重傷)。
2000年1月、首相公邸前で自爆テロ。12人を殺害した。
▽同年3月、コロンボ中心街で爆弾テロ+無差別銃撃。18人死亡。
(同年4月下旬より、LTTEはジャフナ半島で大攻勢)
▽同年5月、東部のバティカロアの仏教寺院で爆弾テロ。17人死亡。
▽同年6月、コロンボ郊外ラトマラナ軍用空港で行われた政府軍記念パレード中に自爆テロ。クレメント・グーネラトナ産業相ら21人殺害。
▽同年10月、コロンボ中心部で自爆テロ。2人殺害。欧米人観光客ら多数が負傷した。
▽2001年7月、ゲリラ9人がバンダラナイケ国際空港を急襲し、駐機中の民間航空機3機を破壊し、自らも自爆した。

◎べルピライ・プラバカラン
「タミル・イーラム解放のトラ」議長。五五年四月、ベルベティツライ生まれ。
 スリランカの少数民族タミル人の社会では、七〇年代、学生運動をルーツとする無数の民族主義グループが、互いに内ゲバしながら、穏健派政党へのテロを繰り返していた。若き日のプラバカランがどういう経緯でそういったグループに入り、どのようなポジションで活動していたのかはさだかでないが、七五年四月、そんなテロ・グループのひとつが、スリランカ北部ジャフナ市の市長アルフレッド・ドゥライアパーを殺害したとき、その襲撃団のなかにプラバカランの姿があった。
 七六年にアントン・バラシンガムが創設した独立派ゲリラ組織「タミル・イーラム解放のトラ」にプラバカランは参加したが、卓越した戦闘力で頭角を現し、八〇年代に入った頃には、組織の軍事部門の司令官に就任している。「タミル・イーラム解放のトラ」自体の性格が変化してくるのも同じ頃で、要は実権を握ったプラバカランの攻撃的な性格が、組織ごと過激化させていったということなのだろう。プラバカランの命令でゲリラが政府軍を攻撃し、スリランカ内戦が勃発するのは、八三年七月のことだった。
「タミル・イーラム解放のトラ」内部の事情はよくわかっていないが、漏れ伝わる情報によれば、組織内のプラバカランの恐怖体制は、かなり強固なものがあるようだ。
 そんなプラバカラン指導部が“導入”した作戦のひとつが、自爆テロである。とくに少年少女を徴兵し、自爆テロ部隊「ブラックタイガー」を編成しているといわれている。
 さらにすさまじいのは、兵士たち全員に青酸化合物入りのカプセルを持たせていると報道されていることだ。これはいくらか誇張があるのかもしれないが、複数のメディアが報じている有名な話で、実際にカプセルの写真も撮られている。
「捕まるぐらいなら自殺せよ!」ということなのだろうが、特殊なテロ工作に出撃する人間だけでなく、普通のゲリラ兵が日常的にそんなものを持ち歩いている例は世界中で他にない。
 ところで、九一年五月、プラバカランは暗殺チームをインドに送り込んで、ラジブ・ガンジー首相を殺害した。それ以降、インド情報部「調査分析班」(RAW)が何度かプラバカラン暗殺を試みたようだが、いずれも失敗に終わっている。(了)

 また、これも今となっては旧聞ですが、『ワールドインテリジェンス』のインテリジェンス・ニュース欄の過去記事にも2つありました。ついでに再録しておきます。

スリランカ自爆テロで100人超死亡(2006年11月号)

 もう少しで和平のところまで行っていたスリランカ内戦だが、今年に入って再び散発的な衝突が始まったと思ったら、あっという間に内戦に逆戻りした様相だ。10月16日には同国中部のハバラナで、スリランカ国軍の車列を狙ったトラック自爆テロで、周囲の民間人も含めて102名が殺害されるという大惨事となった。
 オスロで続いていた和平交渉では、9月末に反政府ゲリラ「タミル・イーラム解放のトラ」が、最高指導者であるベルピライ・プラバカラン議長の交渉参加の方針を表明していたが、これでその大きなチャンスが完全に潰れた。
 これまで、政府側と解放のトラ側の交渉はかなりいいところまでいっていても、どうしても決着しなかったのは、解放のトラの独裁者であるプラバカラン議長が乗り出してこなかったことにもあった。停戦違反はお互い様の両者だが、こちらもどうやら内戦激化の様相を深めている。

スリランカ内戦激化で自爆テロ部隊の訓練強化へ(2007年3月号)

 1月31日、スリランカ政権にシンハリ強硬派政党が参加したことで、スリランカ和平崩壊はさらに加速される懸念が高まってきた。
 そもそも、2002年に停戦合意されたスリランカ内戦だったが、まもなく両派の違反行為が頻発し、とくに2005年12月よりは両派が事実上の戦闘状態に逆戻りしていた。昨年2月と10月にはその打開を目指す直接対話がスイスで開催されたりしていたが、同12月にはラジャパクサ大統領の実弟ゴダバヤ・ラシャパクサ国防次官を狙った自爆テロが行なわれるなど、テロ行為がエスカレートし、そうした努力はまったく実らなかった。
 しかも、そんななか、昨年12月14日にはゲリラ組織「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)の穏健派の重鎮だった同派政治顧問のアントン・バラシンガム氏が病没した。これで、和平の機会はほとんどなくなったと言っていいだろう。
 今年に入ってからも、1月6日に全土でLTTEによる同時爆破テロがあり、20人近い人が殺害された(うち15人は乗合バスの一般乗客)。同国北東部の要衝バティカロア県バカライではLTTEに対する政府軍の大攻勢があり、同19日までに政府軍側が同地を占領した。
 そんななか、LTTEゲリラの自爆方法に若干の変更がみられるようになっている。政府軍が自爆テロ対策に乗り出したため、ゲリラ側も自爆テロ要員が臨機応変に現場で対応できるようにするため、そのための訓練を強化している形跡がある。
 たとえば、LTTEは現在、自爆部隊「ブラックタイガー」のメンバー350人に9カ月程度の「自爆テロ」講習コースを設置しているとの情報がある(『ジェーンズ・インテリジェンス・レビュー』3月号)。海洋で政府軍艦艇に自爆攻撃をかける「ブラック・シー・タイガー」部隊の訓練も、より緻密に行われるようになってきたようだ。
 政府軍側はこのため、疑わしいタミル人(女性含む。実際、自爆テロ犯は女性ゲリラに多い)や車両、船舶を見つけた場合に、躊躇なく攻撃するようになっている。表面化されていないが、このため、誤解によって殺害された犠牲者もかなりの数に上っているとみられる。
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2009年05月17日

2009/5/17CNN 攻勢強めるスリランカ政府軍、LTTE70人殺害と

攻勢強めるスリランカ政府軍、LTTE70人殺害と
CNN 2009/5/17
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200905170013.html
(CNN) スリランカ政府軍は17日未明、非戦闘地域の西端にある潟で、少数派タミル人の反政府武装組織タミル・イーラム解放の虎(LTTE)の船6隻を破壊し、LTTE側の70人が死亡した。治安当局の広報機関が発表した。
現地での取材活動が禁止されているため、発表内容の確認は不可能な状態。報道によると、政府軍はLTTEを約1平方キロの地域に追い詰めている。政府軍は16日に海岸線をLTTEから奪還し、25年にわたる内戦が終結する可能性が浮上した。
海外の人道支援活動家は国連に対し、戦闘地域で人間の盾にされている民間人2万人近くが、17日に難民キャンプに到着するとの見通しを示した。国連は民間人5万人近くが身動きできない状態にあると推定しているが、治安当局の広報機関は既に5万人余りが戦闘地域から避難したと主張している。
ラジャパクサ大統領は16日、外遊先であるヨルダンの首都アンマンで、政府軍がLTTEを打倒したと発言。ただし大統領が正式に勝利宣言を出すのは、スリランカ帰国後と予想されている。
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2009/5/17時事「人間の盾」全員救出=反政府勢力は敗北宣言−スリランカ

「人間の盾」全員救出=反政府勢力は敗北宣言−スリランカ
時事 2009/5/17
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009051700089
【ニューデリー17日時事】スリランカ軍報道官は17日、北東部沿岸の反政府勢力「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」支配地域に、「人間の盾」として留め置かれていた民間人全員が同日、救出されたことを明らかにした。国連によると、同地域には最近まで最大5万人が人質として取り残されていたとされる。
 掃討戦を進める軍は同日、1平方キロを大幅に下回る狭い地域内にLTTEを追い詰め、最高指導者プラバカラン議長ら潜伏しているとみられる幹部の拘束に向け、動きを早めている。
 こうした中、LTTE寄りのニュースサイト、タミルネットは17日、「敵にわが人々を殺す言い訳をさせないよう、銃を置くことを決めた」とするLTTE対外部門幹部の事実上の敗北宣言を伝えた。
 ラジャパクサ大統領は16日、LTTEを制圧したと宣言していた。軍報道官によれば、支配地域からは17日午前までの24時間に、最後まで残されていた3万6000人以上が脱出した。
 軍は同日、支配地域の西側にある潟湖を6隻のボートで渡って逃亡しようとしたLTTEのメンバー少なくとも70人を殺害したと発表した。報道官によれば、この中にプラバカラン議長は含まれていないようだ。(2009/05/17-19:07)
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2009/5/17毎日 スリランカ:LTTE支配地域、大統領「勝利宣言」 内戦25年、終結へ

スリランカ:LTTE支配地域、大統領「勝利宣言」 内戦25年、終結へ
毎日 2009/5/17
http://mainichi.jp/select/world/news/20090517ddm007030186000c.html
【ニューデリー栗田慎一】スリランカのラジャパクサ大統領は16日、北東部に追い詰めていた少数派タミル人の反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)を制圧したとして、事実上の勝利を宣言した。政府軍関係者は同日、毎日新聞に対し、LTTE支配地域での軍事作戦を終え、残党の捜索を続けていると語った。25年以上にわたる内戦はほぼ終結したが、戦闘から逃れたLTTE幹部らがゲリラ戦を継続する恐れもある。

 政府関係者によると、ヨルダンを訪問中のラジャパクサ大統領は16日、「LTTEは完全に壊滅された。政府軍は全土を掌握した」と述べた。その上で「テロを制圧した指導者としてスリランカへ帰る」と述べ、17日の帰国後、正式に勝利宣言する考えを示した。

 政府軍は16日までに、海上への逃げ道を封じるため、LTTEの最後の拠点だったムライティブ北部周辺の海岸線をほぼ掌握。軍関係者によると、15日夜には、インド方面へ船で家族らと逃げ出したLTTEナンバー2のフーセイ海軍司令官を拘束していた。

 LTTEによって「人間の盾」にされていた「最大5万人」(国連推計)の安否が心配されている。国際社会の懸念を無視して軍事作戦を強行した政府には改めて非難の声が集まりそうだ。

 政府軍は14日から、約3平方キロにまで狭まっていたLTTE支配地域への最終攻撃を本格化。潘基文(バンギムン)・国連事務総長らは民間人保護を優先するため、停戦を求めていた。

 LTTEは72年、多数派シンハラ人主導政府からの分離独立を掲げる、北東部のタミル人らによって結成された。政府は、飛行機や小型潜水艦、重火器も所有するLTTEを「世界最強のテロ組織」と呼んだ。

 政府とLTTEは80年代後半から停戦と戦闘を繰り返したが、05年に対LTTE強硬派のラジャパクサ大統領が就任するとLTTEも戦闘強化。昨年1月に停戦は破棄された。

 スリランカ情勢は、インド下院総選挙にも影響された。スリランカ・タミル人と同じ民族が住むインド南部タミルナド州の地方政党が、インド国民会議派を中心とする与党連合と組み、スリランカ政府に圧力をかける可能性があった。このため、スリランカ政府内では早期の軍事制圧を求める声が高まっていた。

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 ◆スリランカ内戦を巡る経緯◆

83年    LTTEが政府軍を攻撃。報復暴動から内戦に発展

87年 7月 インドの平和維持軍が展開

90年 3月 インド軍が撤退。政府軍とタミル人の戦闘激化

91年 5月 インドのラジブ・ガンジー首相がタミル人の自爆テロで死亡

95年 1月 スリランカ政府とLTTEが暫定停戦に合意。4月に破棄

02年 2月 ノルウェーの仲介で無期限停戦発効

04年12月 インド洋大津波でスリランカの死者・行方不明者3万7000人

05年 6月 津波被害への国際復興支援(約30億ドル)の配分を巡り民族間対立

   11月 対LTTE強硬派のラジャパクサ首相が大統領就任

06年 4月 戦闘激化

   10月 ジュネーブでの和平交渉決裂

08年 1月 政府が02年の停戦破棄、軍事攻撃強める

09年 5月 政府軍がLTTE支配地域をほぼ制圧

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 ■ことば

 ◇スリランカ内戦
 多民族国家スリランカで83年、多数派シンハラ人を中心とした政府と、独立を主張する少数派タミル人武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」の間で始まった。死者は7万人以上、海外脱出者や国内避難民は計100万人以上とされる。背景には、48年の英植民地からの独立後、政府が当初進めたシンハラ語の公用語政策や、進学や就職でのタミル人への差別があった。
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2009/5/17時事 LTTEを軍事制圧=四半世紀の内戦、終結段階−スリランカ大統領

LTTEを軍事制圧=四半世紀の内戦、終結段階−スリランカ大統領
時事 2009/5/17
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009051700004
【ニューデリー16日時事】スリランカのラジャパクサ大統領は16日、訪問先のヨルダンで演説し、反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」を軍事的に制圧したと宣言した。軍報道官によれば、北東部海岸のLTTE支配地域は同日午後現在、完全制圧はされていないものの、抵抗は散発的で、作戦の重点は民間人救出と並行しての掃討戦に移ったという。25年余にわたったアジア最長の内戦は終結段階に入った。
 政府の発表では、同大統領は「わが国の政府が軍の貢献を得て過去に例のない人道作戦を行い、ついにLTTEを軍事的に打ち負かした」と語った。
 軍報道官によると、LTTEは依然として、海岸の海と潟湖を隔てる砂州の約2平方キロを支配しているが、軍は16日、インド洋に面した海岸線を完全に制圧。LTTE側の抵抗は15日から16日にかけ、散発的になった。
 軍は最高指導者プラバカラン議長ら最高幹部が支配地域に潜伏しているとみて、拘束に全力を挙げる。(2009/05/17-00:27)
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2009/5/16時事 タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)

タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)
時事 2009/5/16
http://www.jiji.com/jc/c?g=tha_30&k=2009051600497
タミル・イーラム解放のトラ(LTTE) スリランカの人口の約2割を占める少数民族タミル人の過激派が、多数派シンハラ人主体の政府によるシンハラ人優遇政策に反発し、1976年に結成された。北部と東部にタミル人の国家「イーラム」を樹立することを目指して武装闘争を開始。83年に本格的な内戦に突入し、これまでに推定8万人以上が死亡した。最高指導者はベルピライ・プラバカラン議長(54)。自爆テロを繰り返したほか、少年少女兵を徴用するなどし、タミル人社会からも批判を浴びた。(ニューデリー時事)
プラバカランは1954年11月26日生まれ(2009/05/16-23:00)
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2009年05月16日

2009/5/16神戸 内戦泥沼化、スリランカの惨状知って 三木の男性

内戦泥沼化、スリランカの惨状知って 三木の男性
神戸新聞 2009/5/16
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0001920591.shtml
三木市志染町青山の会社経営有野勇さん(63)が、内戦が続くスリランカの人たちと交流を続けている。ライオンズクラブ(LC)国際協会の活動で今年一月に入国し、眼鏡二千個を届けたことがきっかけ。十九日には現地の夫婦を同市に招く。同国では、反政府組織が捕らえた一般市民を「人間の盾」として立てこもり、多数の犠牲者が出るなど戦闘が泥沼化している。有野さんは「少しでも現地の惨状を知ってほしい」と呼び掛けている。(斉藤正志)
 同国では多数派のシンハラ人と少数派のタミル人の紛争が、政府軍と反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」の戦闘に発展。二十五年間、内戦が続いており、二〇〇八年一月からの政府軍の攻勢で多数の避難民が出ている。
 兵庫県北西部の会員でつくるLC国際協会D地区は、現地からの要望を受け、昨年八月から会員に呼び掛けて古くなった眼鏡を集めた。だが情勢悪化を受け、一時は現地入り自体も危ぶまれた。
 それでも糖尿病で右目を失明した経験のある有野さんは「目が見えないつらさは知っている。何とか届けたい」と家族の反対を押し切り、今年一月に一人で入国した。
 LTTEの支配地域だった町では、〇四年のスマトラ島沖地震による津波の被害や、内戦による被害を市民から直接聞いた。津波で家をなくし、内戦で夫や姉を失った女性から、涙を流してLCの活動に感謝を示されたという。
 帰国後も手紙のやり取りなどを続け、個人で現地人夫婦を招くことになった。「家が壊され、弱い人が悲しい目に遭っていた。これからもスリランカを支援し、友好関係が築ける活動をしていきたい」と話している。

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2009/5/16時事 スリランカ情勢を協議=4共同議長

スリランカ情勢を協議=4共同議長
時事ドットコム 2009/5/16
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009051600109
【ワシントン15日時事】ケリー米国務省報道官は15日、スリランカ和平に関する日本、米国、ノルウェー、欧州連合(EU)の共同議長が同日、電話で最新情勢を協議したことを明らかにした。
 また、クリントン国務長官も同日、インドのムカジー外相と電話でこの問題を協議、人道状況の悪化に懸念を表明した。
 米政府は、スリランカ内戦で民間人に多数の犠牲者が出ていることに危機感を強め、同国政府と反政府勢力「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」の双方に攻撃停止を要求している。(2009/05/16-09:42)
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2009/5/16AFP「17日朝までにLTTEから全土を解放」、スリランカ大統領



【5月16日 AFP】スリランカの軍は15日、同国北部の狭い地域に追い詰められた反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ(Liberation Tigers of Tamil Eelam、LTTE)は「徐々に戦闘を諦めつつある」と述べ、LTTEの鎮圧に自信を示した.....
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