2009年07月16日

2009/7/7毎日 医療支援:日赤の看護師・松近真紀さん、パキスタン派遣に意欲 /和歌山

医療支援:日赤の看護師・松近真紀さん、パキスタン派遣に意欲 /和歌山
毎日 2009/7/7
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090707ddlk30040482000c.html
◇避難民の医療支援 「少しでも患者さんの役に」
 パキスタン政府のイスラム過激派掃討作戦で発生した避難民の医療支援のため、日本赤十字社和歌山医療センター(和歌山市)の看護師、松近(まつちか)真紀さん(33)が、成田国際空港から現地へ向けて出発した。赤十字国際委員会(ICRC)の要請に基づく派遣で、同国北西部の都市ペシャワルの避難民キャンプに開設された病院で6カ月間勤務する。
 松近さんは島根県出身。97年3月に松江赤十字看護専門学校を卒業、松江赤十字病院を経て、05年4月から日赤和歌山医療センターに勤務している。
 普段はICU(集中治療室)に所属しているが、海外での医療支援活動にも従事。05年10月から3カ月間、パキスタン北部地震の被災者救援のため、カシミール地方で活動した経験がある。昨年12月にはコレラ患者救援のため緊急医療チームの一員としてジンバブエにも派遣された。
 パキスタンでは08年夏ごろから政府軍と武装勢力との戦闘が激化。自爆テロなども頻発し、病院は60床規模から95床に拡大された。現地は日中40度まで気温が上がる厳しい環境だが、松近さんは「普段からジョギングや登山で体力づくりを心がけているので大丈夫。現地では爆弾による負傷ややけどの患者が多いと聞いている。少しでも患者さんの役に立ちたい」と抱負を話した。【山田泰正】

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2009年06月29日

2009/6/28東京 帰郷ためらうパキスタン難民 北西辺境州ルポ

帰郷ためらうパキスタン難民 北西辺境州ルポ
東京 2009/6/28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009062802000087.html
 パキスタン北西辺境州スワト地区では、五月から政府軍によるタリバン系イスラム武装勢力の掃討作戦が続いている。政府は作戦成功と治安回復を強調するが、激戦に巻き込まれ、家や家族を失った難民は二百万人以上。仮住まいのキャンプで不自由な生活を強いられながらも、帰郷にためらいをみせていた。 (パキスタン北西辺境州のマルダン、スワビで、古田秀陽、写真も)
 同州マルダン地区の小規模な難民キャンプ。百六家族六百四十人が暮らす。多くが掃討作戦が続くスワト地区から逃れて来た。十二歳以下の子どもが二百六人おり、ミルクや薬品が足りない。
 五月下旬に避難してきたグル・フセインさん(38)は同二十四日、武装勢力の自爆攻撃に巻き込まれ、井戸へ水をくみにいった八歳の男の子と六歳の女の子を失った。
 「強烈な爆発音で家から外へ出ると、石やガラスの破片と一緒に子どもの腕が飛んできた。ショックで一時妻の名前が思い出せなくなった」と、フセインさんはつらい記憶に顔をゆがめる。
 パキスタン政府は作戦はほぼ終わり、避難民は近く帰郷できるとアピールしている。だがフセインさんは「今はとても戻る気になれない。戦闘で多くの市民が死んでいる。治安は本当に大丈夫なのか」。所持金もなく、帰郷しても、爆発で壊れた家の修理はできず、自分の生地店を再開するめども立たない。
 マルダン地区から約四十キロ離れたスワビ地区の難民キャンプには、約六千五百七十家族三万二千人が暮らす。気候の良いスワト地区から来た難民の一部は、昼間四〇度を超えるテント内で過ごすため、発熱や下痢、嘔吐(おうと)に悩まされている。
 「子どもの体調が悪いのに、点滴がなかなか受けられない」と話すミア・ムニールさん(45)は先月末、親類八家族計三十六人でミンゴラ近くの村から約八十キロの道を徒歩で二日半かけて逃げてきた。
 避難前、ムニールさんの親類の一人が武装勢力に拉致され、身代金約三十万円を要求された。工面して金を支払い解放されたが、親類は精神的ショックから回復できていない。
 ムニールさんは早い帰郷を望んでいる。でも「武装勢力の殺害や拉致はひどかった。戦闘が続けば、市民がまた人間の盾にされる」と心配の種は尽きない。
 同キャンプのアブデュル・カーン副所長は政府が帰宅可能と宣言しても、すぐに帰るのは「七十家族程度だろう」と話している。
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2009年06月20日

2009/6/19ロイター ブランジェリーナ、パキスタン避難民に約1億円を寄付

ブランジェリーナ、パキスタン避難民に約1億円を寄付
ロイター 2009/6/19
http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-38632520090619#
[ロサンゼルス 18日 ロイター] 米女優アンジェリーナ・ジョリーさんとパートナーの俳優ブラッド・ピットさんが、タリバン掃討作戦で家を追われたパキスタンの避難民救済のため、国連難民機関に100万ドル(約9700万円)を寄付した。同機関が18日、発表した。
 ジョリーさんは、2001年に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使になった後、避難民の救済活動を知るためにパキスタンを3回訪問している。
 同機関によると、パキスタンで今年に入って家を失ったのは200万人以上。大半は政府の建物に住んだりしているが、26万人はUNHCRの避難民キャンプで生活している。
 2人は昨年9月にも、エチオピアで病気に苦しむ子どもたちのために、200万ドルを寄付していた。
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2009年06月19日

2009/6/19毎日 パキスタン:スワート地区 大虐殺、餓死寸前、数十万人閉じこめられ−−避難民が証言

パキスタン:スワート地区 大虐殺、餓死寸前、数十万人閉じこめられ−−避難民が証言
毎日 2009/6/19
http://mainichi.jp/select/world/news/20090619ddm007030036000c.html
◇「動くもの、すべて標的」
 【ベシャン(パキスタン北西辺境州)栗田慎一】「撃つな」を示す白旗を掲げた乗用車が、パキスタン北部の山間の町ベシャンに押し寄せている。激しい戦闘が続く北西辺境州スワート地区マタから決死の思いで逃れてきた人たちだ。「数十万人が戦闘地域に閉じ込められている」「市民ばかりが死んでいる」と証言し、「政府軍も武装勢力も市民の命を無視している」と訴えた。和平協定破棄で始まった同地区での戦闘は18日で1カ月半。住民は怒りと絶望感を深めている。
 「スワートではジェノサイド(大虐殺)が起きている」。17日、自宅から約50キロのベシャンに約10時間かけてたどり着いた男性(26)は声を震わせた。
 男性はスワートの主要都市ミンゴラの北にあるマタから来た。政府軍が人口約60万人のマタ全域に外出禁止令を出しているため、15日深夜に村人5人でひそかに徒歩で出発。6時間かけて山を越え、ベシャンへ向かう乗用車に飛び乗った。
 峡谷を縫う悪路の約4時間は、政府軍と武装勢力の双方から攻撃される恐れがある。このため、地域住民たちは乗用車に白旗を掲げているのだ。
 男性は「牛のエサの草を刈るため外に出たいとこが射殺された。隣の家は3日前に爆撃され、6歳と4歳の男の子が死んだ」と訴えた。マタでは戦闘開始から水も電気も電話も止まったままで、「家族7人は餓死寸前」と語り、食料を買い込んで自宅に戻ると言った。
 政府は5月4日に掃討作戦を開始するにあたり、スワート地区住民に避難勧告を出したとしている。しかし、ベシャンに逃れたマタの住民たちは、「戦闘は突然始まった」と口をそろえた。
 大量の食料をワゴン車内に詰め込んでマタに戻る途中の男性4人は、「動くものはすべてが標的にされている。町中には遺体が転がったままで、そのほとんどが市民だ」と憤り、「国際社会はパキスタンの状況をどう見ているのか」と記者に問いかけた。
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 ■ことば
 ◇スワート地区
 南部のミンゴラ、中部のマタ、北部地域の3ブロックに分かれる。マタは現在も戦闘が続いており、政府軍は「住民保護」の観点から外出を禁じているとしている。政府が今月上旬に「制圧した」と発表したミンゴラも戦闘が散発している。北部は戦闘が終息している。
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2009年06月16日

2009/6/15 AFP【ジャパン・プラットフォーム】パキスタン北西部人道支援を実施しています


パキスタン北西辺境州におけるパキスタン政府軍とタリバンとの戦闘により、2009年4月以来、200万人を超える避難民が発生しており、今なお増え続けています。
避難民は劣悪な環境に置かれており、水、食料、シェルター(仮設住宅)、生活物資等の支援が早急に求められています。
ジャパン・プラットフォーム(JPF)では、6月より避難民支援を開始し、現地で必要とされている生活物資などの配布をしています。
現時点で、以下のJPFメンバーNGOがJPFからの助成を受けて支援活動を実施しています。
■財団法人ケア・インターナショナル ジャパン(CARE)
避難民の生活環境の向上を目的とし、3,000世帯(27,000人)の国内避難民を対象に、蚊帳、プラスティックシート、台所用品、衛生用品、虫除け、女性用ショール、水タンクを配布。
■特定家非営利活動法人ジェン(JEN)
1,200世帯(7,200人)を対象に、テント、キッチンセット、衛生キット、蚊帳等を配布。
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2009年06月13日

2009/6/12産経 不満広がるパキスタン避難民キャンプ

不満広がるパキスタン避難民キャンプ
産経 2009/6/12
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090612/asi0906122109008-n1.htm
パキスタンの北西辺境州にある避難民キャンプの1つを訪れた。そこで見聞きしたものは、イスラム原理主義勢力タリバンなど武装勢力に対する政府軍の掃討作戦で、避難生活の長期化を余儀なくされ、わが家へ戻りたくても戻れずに不満を募らせる人々の姿と声だった。(北西辺境州スワビ地区 田北真樹子、写真も)
 イスラマバードから高速道路に乗り北西へ1時間弱。インダス川を越えタバコ畑を抜けると、広大な砂地に広がるキャンプ地が現れた。「UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)」の文字が書かれたテントが延々と続く。スワビ地区にある「チョタ・ラホール・キャンプ」だ。主にスワト、ブネール地区から逃れてきた約6600世帯、3万200人近い避難民が暮らす。
 緑色の日よけ網がかかったテントもあれば、ないテントもある。
 「日よけがあるテントの人はコネがある証拠。わが家はこのキャンプができた当初からいるのに、まだ日よけをもらえずにいる。ここは汚職がはびこっているんだよ」
 そう話すのは、ブネール地区の警察官、ヤクーブ・シャーさん(40)。出身地による待遇の差別があるという。
 家族は夫婦と子供7人。テントの中は、ビニールシートの上に敷布団代わりのゴザが3つ並んでいるだけ。気温は40度を超え、扇風機の風が熱い。1センチ大のアリが何匹もゴザの上を這(は)っている。キャンプにはヘビやクモが多くいて、女性が先週、ヘビにかまれ死んだという。
   * * *
 実は、ブネール地区から来た避難民には帰還許可が出ている。政府軍が武装勢力を掃討したためだ。公務員は皆、職務への復帰を命じられ、警察官のシャーさんも先週、自宅に戻った。
「家族がここにいるから休みを取って戻ってきた。家族と一緒に早く帰りたいけど、その金がない」
 車を使うにも、業者が弱みにつけ込んで高額な料金をふっかけてくる。
 政府は、避難民1世帯につき2万5000パキスタンルピー(約3万円)を支給する手続きを開始した。5月中旬に表明していた救済措置だ。ただ、金額だけが先走りし、実際にいつ手にできるのかわからない。避難民の期待は膨らみ、いらだちが募る。
 シャーさんは「政府が平和を取り戻すことを最優先にしているのはわかる。でも約束した2万5000ルピーも支払ってほしい。そうすれば家族を連れて帰れる」と語気を強めた。先月末にスワト地区から避難してきたザキル・フサインさん(25)も「早く戻りたい。政府は金をいつ支給してくれるんだ」と怒りの表情を見せた。
   * * *
 このキャンプは2カ月前に設営され、4段階に分けて拡張された。だが、「もう避難民を受けれ入れる場所がない」(州当局者)ことから、今週に入り新規の避難民登録をやめた。それでも、新たにやってくる避難民が後を絶たない。
 掃討作戦が生んだ避難民は200万人を超えた。軍は5月末から、国際テロ組織アルカーイダやタリバンの幹部が潜伏し、「テロリストの聖域」と呼ばれる北西部部族地域のワジリスタンなどでも攻撃を開始した。アッバス軍報道官は産経新聞に「武装勢力の指導層を掃討しなければならない。ワジリスタンは武装勢力の拠点だ」と語った。
 ワジリスタンでの掃討作戦が本格化すれば、さらなる避難民が予想される。掃討作戦と避難民問題−。“2正面の戦い”は続く。
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2009年06月10日

2009/6/9 インド新聞 日本、対パキスタン緊急無償協力を実施

日本、対パキスタン緊急無償協力を実施
インド新聞 2009/6/9
http://indonews.jp/2009/06/post-2623.html
日本は9日、パキスタンの連邦直轄部族地域(FATA)及び北西辺境州(NWFP)における国内避難民(IDP)に対する支援として、国際連合世界食糧計画(WFP)、国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)及び国際連合児童基金(UNICEF)を通じ、総額1千万米ドル(約10億3千万円)の緊急無償資金協力を実施することを決定した。
 パキスタン政府は4月末、スワート地域を武力で支配していたタリバーン等のイスラム過激派を掃討するため、本格的な軍事作戦を開始しており、結果として当該地域住民の多くがIDPとなって周辺地域に爆発的に流出している。新たに登録されたIDPは、5月30日現在で300万人以上という膨大な数に達する(昨年8月以降に登録されたIDPを含めると合計350万人以上)。今回の緊急無償資金協力は、20094月に更に改訂された国連の緊急人道アピールに応え、IDPに対する食糧等の支援に必要な資金を供与するものである。
 なお、日本は4月17日に東京で開催したパキスタン支援国会合において、最大10億米ドルの支援を表明した。本件はその一環として実施するものである。
・供与先及び供与額等
(1)国際連合世界食糧計画(WFP)
  (イ)供与額:500万米ドル
  (ロ)内容:緊急食糧(栄養補助食品、食用油)の配布
(2)国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)
  (イ)供与額:300万米ドル
  (ロ)内容:簡易シェルター、プラスティックシートなど非食糧物資の配布
(3)国際連合児童基金(UNICEF)
  (イ)供与額:200万米ドル
  (ロ)内容:診療用機材・薬剤購入、保健キットの配布等。
(09年6月9日の日本外務省発表から)
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2009年06月09日

2009/6/9時事 パキスタンに1000万ドル供与=避難民支援で政府

パキスタンに1000万ドル供与=避難民支援で政府
時事 2009/6/9
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009060900371
政府は9日、パキスタンに対し、アフガニスタンと国境を接する北西辺境州などでの国内避難民支援として総額1000万ドルの緊急無償資金協力を行うと発表した。4月中旬のパキスタン支援国会合で表明した最大10億ドルの資金供与の一環で、国際機関を通じて実施する。(2009/06/09-11:36)
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2009/6/9 value-press 報道されないパキスタン紛争地の姿

報道されないパキスタン紛争地の姿
2009/6/9 value-press プレスリリース 財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=40356&php_value_press_session=03fb34ffd148abc2c02465659dca5050
国際NGO、CAREメディア担当
Rick Perera
誰もが紛争によって家を追われることがあってはならない。しかし、パキスタンの避難民の窮状は、とりわけ不公平に思える。分離という形で誕生したこの国の人々にとって、大量の避難民流出の恐ろしさは、トラウマとして精神の根底を流れるものである
イギリス領インドが今日のインド、パキスタン、バングラデシュに分離された1947年、1250万人もの人々が家を追われ、これは、虐殺と民族紛争の中で行われた史上最大の大移動の一つとされている。
それゆえパキスタン北西部において、少なくとも300万人が避難民となっており、さらに増え続けているといった現在の大量の人の移動は、この国においてとりわけ神経質に感じられるものだ。だから恐らく、パキスタンの人々は、避難してくる仲間たちの窮状にとても同情的なのだろう。各世帯やコミュニティは、避難民に対してドアを開き、自らも大きな犠牲を払ってまで、国内で避難民となっている約80%の人々を受け入れている。これまで大半の避難民が、友人や親類、あるいは全く見知らぬ人の家に身を寄せている。避難民を受け入れている人々の多くもまた、とても貧しいにもかかわらず……。数十人もの人々が一つの部屋で過ごしている場合もある。
CAREの緊急支援活動をサポートするために先週こちらに着いてから、私自身、パキスタンの人々の思いやりと温かいもてなしに接した。現在も続く紛争のため、厳しいセキュリティ対策がとられており、私の行動範囲は限られたものにならざるを得ない。しかし、私が出会ったパキスタンの人々は、実に親切で礼儀正しい。だから私は、彼らの隣人たちが困難な状況にある人々を温かく迎えることを理解できるのだ。
ここパキスタンの伝統では、たとえわずかしかないものでも皆で分かち合う。避難民を受け入れている家庭の多くもまた財力は乏しく、彼らもまた極限状態にある。
今回の紛争のニュースを見ると、いつも決まって政府軍の武装勢力に対する攻撃の映像ばかりを目にし、その結果起きている人道的危機についてはほとんど報道されていない。避難民の映像が少しだけ流れるとすれば、酷暑の中、テントで過ごす家族を写した避難キャンプに焦点が当てられがちだ。しかし、これらの避難キャンプが収容している避難民は全体のごくわずかに過ぎない。最も支援を必要としている部分は、新たに家を失った人を受け入れている、最も貧しい村や町に散在した閉ざされたドアの向こう側に隠れているのだ。
私はそれらの寛大な人々に想いを寄せ、彼らが必要としている支援を得られるよう、望んでいる。彼らの温かい心は、私たちの心を動かすものなのだ。
*************************************************
ケア・インターナショナル ジャパンは、
60年の歴史をもち現在世界70カ国で活動を行う
国際NGO、CAREの日本事務局です。
www.careintjp.org
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2009年06月06日

2009/6/5 AFP 武装勢力がペシャワル近郊の女子校を爆破、死傷者はなし パキスタン


【6月5日 AFP】パキスタン北西辺境州ペシャワル(Peshawar)南部のバダベル(Budaber)で4日、女子学校で爆発があり、校舎が大きな被害を受けた。同州スワト渓谷(Swat)でパキスタン政府軍がイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)の掃討作戦を展開する中、女子校の爆破は親タリバンの武装勢力によるものとみられる。
 爆発により、4つの教室が完全に破壊され、3つが大きく損壊したが、学校は夏休みで誰もいなかったため、死傷者は出ていない。
 地元警察によると、爆破には少なくとも40キロの爆薬が用いられており、時限式の爆発物が仕掛けられた可能性もある。
 同地域では、スワト渓谷で政府軍が4月から展開するタリバン掃討作戦で避難を強いられた住民約240万人の避難所として、各学校施設が使用されていることから、今回の爆発は武装勢力による脅迫行為の一環と警察はみている。
 スワト渓谷の武装勢力は、イスラム教の強硬指指導者マウラナ・ファズルラ(Maulana Fazlullah)師が2年前から推し進めるシャリア法強化運動に従い、女子校122校を含む191校を破壊。生徒6万2000人が、学ぶ場を失った。
 スワト渓谷の学校は、数年前から男女別学制となっている。(c)AFP
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2009年06月04日

2009/6/3 UNHCR UNHCRがパキスタン市民への支援を拡大

UNHCRがパキスタン市民への支援を拡大
UNHCR 2009/6/3
http://www.unhcr.or.jp/news/2009/090603.html
UNHCRパキスタン(29日)発:
アブドラさん(45歳)は、UNHCRなどの人道支援機関が、パキスタン北西部から爆撃を逃れてくる何十万ものパキスタン人を保護するために設置した「人道支援の拠点」から受け取った食糧やその他支援物資の入った包みを開け、泣き出した。
彼は感謝を表しながらも、「家に帰れることが一番」と語った。アブドラさんは紛争が激化したパキスタンの北西辺境州Buner地域の村から、妻と9人の子どもたちとともに避難を余儀なくされていた。
「子どもたちが殺されるのではないかと不安だった。Mardan地域にたどり着いた時、地元民たち全員が私たちのことを見ていた。故郷に見放されたことが何より恥ずかしかった」
彼にはほとんど選択肢がなかった。地元当局によると、パキスタン北西部のスワート渓谷周辺に避難している人々はおよそ240万人、30万世帯以上と推定され、その後も続々とMardanやSwabi地域に避難をしてきている。
彼らを救うため、UNHCRは生活支援物資の提供を行い、アブドラさん一家のようにキャンプの外でホストファミリーと暮らす人々の生活を支援している。UNHCRはより多くの人々へ支援を行えるよう心がけている。
地元の家族は、新たに避難をしてくる人々に対し、2、3日場所を提供している。先週、国連人間居住計画(UN-HABITAT)により、Swabi および Mardan地域においてはじめてテント5000張が配布された。テントは各家庭の敷地に張られる予定である。
UN-HABITATは衛生用品やトイレなども提供し、シェルターや壁、手押しポンプの修理やモスクの衛生管理なども行っている。
MardanおよびSwabi地域の人道支援の拠点においてUNHCRは、地元のNGOと協働してSarhad農村支援プログラムを行い、ビニールマットやバケツ、燃料タンク、台所用品などを避難民を保護している家庭へ配布している。また、国連世界食糧計画(WFP)は食糧の配布を行っている。
MardanにあるJamala、Sheikh Shehzad、Sheikh Yaseenキャンプで暮らす家族は、以前は比較的少数であったが、今では人があふれ、新たに避難してくる人々はSwabiのHussainキャンプへ移動を余儀なくされている。
ある家族は、家を出るための準備に1時間しか与えられず、残された家族についても何も知らされなかったという。また、残された家族の食糧や医療品の不足も問題となっている。
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2009/6/4毎日 米国:「避難民はアルカイダの責任」ホルブルック氏が反論

米国:「避難民はアルカイダの責任」ホルブルック氏が反論
毎日2009/6/4
米国のアフガニスタン・パキスタン特別代表のホルブルック氏は3日、パキスタン北西辺境州のイスラム武装勢力掃討作戦で多数の国内避難民が発生していることについて「(国際テロ組織)アルカイダや(アフガン旧政権)タリバンの責任だ」と非難した。
 パキスタンのザルダリ大統領と首都イスラマバードで会談後、記者会見した。同州スワート地区ではタリバンと関係が深い武装勢力が勢力を拡大し首都寄りに進出を図ったため、米国の圧力を受けたパキスタン政府が作戦を開始。200万人を超える避難民が発生した。
 アルカイダ指導者のウサマ・ビンラディン容疑者が声明で避難民について「米国の責任だ」と批判したことを受け、反論した形。ホルブルック氏は4日、避難民キャンプを訪問する予定。(共同)
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2009年06月02日

2009/6/2産経 米特別代表がパキスタンへ 避難民の状況視察

米特別代表がパキスタンへ 避難民の状況視察
産経 2009/6/2
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090602/asi0906021207002-n1.htm
米国務省は1日、アフガニスタン・パキスタン特別代表のホルブルック氏が3日から5日までパキスタンを訪問すると発表した。
 パキスタン軍は北西辺境州でイスラム武装勢力掃討作戦を続けており、住居を追われた200万人を超す国内避難民らの状況視察が目的としている。訪問には米国際開発局(USAID)や国防総省の当局者も同行する。(共同)
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2009/6/2 AFP バスで移動中の学生ら400人が拉致される、パキスタン北西部


【6月2日 AFP】パキスタン北西部で1日、軍が運営する学校の学生らを乗せたバスの車列が銃で武装した集団に襲撃され、約400人が拉致された。現場はアフガニスタンとの国境近くで、イスラム原理主義組織タリバン(Taliban)に対する掃討作戦が展開されている部族地区だという。
 バンヌ(Bannu)の警察当局がAFPに語ったところによると、学校が夏期休暇に入り、学生らはバス約30台でバンヌに向かう途中だった。バンヌに到着したのは2台のわずか25人ほどだったという。
 学校はラズマク(Razmak)にある、軍が運営する民間人向けのもの。拉致された中には学生のほか、民間人スタッフもいたという。学校近くの地元当局者らによると、学生は15歳から25歳で、軍隊に入るための教育ではなく、特に宗教色のない一般のカリキュラムを受けているという。
 その後、拉致された学生らの大部分は身の安全を確保し、依然行方不明になっているのはスタッフや学生24人だけだという情報も伝えられたが確認されていない。
 ある学生は「部族警察の護衛のもと、約30台のバスで移動していたところ、覆面をした男たちがバスを止め、われわれが軍の新兵かどうか質問し始めた。初めはウルドゥー語(Urdu)で、その後パシュトウ語(Pashto)で話した」と語った。
 別の学生は「男たちは少しの間バスを止め、部族地域出身者の大半を解放した」と述べた。
 今回の拉致により、すでに拡大していたパキスタン政府の掃討作戦に対する報復の恐れが一層高まった。アナリストらは、6週間前から始まった軍の掃討作戦で追い込まれたタリバンが、民間人を標的にする恐れを指摘している。(c)AFP/Lehaz Ali
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2009年06月01日

2009/6/1毎日 パキスタン:被災地、戦火の苦難 掃討作戦優先、地震復旧進まず−−北西辺境州

パキスタン:被災地、戦火の苦難 掃討作戦優先、地震復旧進まず−−北西辺境州
毎日 2009/6/1
http://mainichi.jp/select/world/news/20090601dde007030067000c.html
【ニューデリー栗田慎一】パキスタン政府は31日、武装勢力との戦闘が続く北西辺境州スワート地区や隣接地区について、「全域を数日中に掌握する」との見通しを示した。軍が展開していない同地区周辺のマンセラなどパキスタン地震の被災地区に武装勢力の主要メンバーが逃げ込んだためとみられる。戦闘が被災地に飛び火する可能性が高く、掃討作戦の影響で2年前から復旧活動が事実上中断している被災地の住民たちは「二重苦」を強いられそうだ。
 「ミンゴラ(スワート地区の最大都市)を制圧した」。31日発表した国防省は武装勢力側の死者を「1300人」とする一方、市民の犠牲は「ない」とした。
 これに対しスワート地区当局者は毎日新聞の電話取材に「戦闘は31日も地区各地で続いている」と証言し、「武装勢力の主要メンバーが州北東部に逃げ込んだとの情報がある」と明らかにした。
 逃げ込んだ先とみられるのは、05年のパキスタン地震で計2万1000人が死亡、家屋約20万棟が倒壊したコーヒスタン、バタグラム、マンセラの3地区。
 07年にムシャラフ前政権がスワート地区で掃討作戦を開始して以降、軍事費に予算が割かれ、被災地では倒壊家屋の大半が復旧のメドさえ立たなくなっている。
 援助関係者によると、ザルダリ大統領が今年4月、武装勢力との和平協定破棄と掃討作戦強化を約束して米国から経済援助を取り付けた際、地震被災地支援の拡充に言及しなかったことに被災者の失望感と反感が広がっているという。武装勢力側はこうした被災者感情を熟知した上で逃げ込んだ可能性が高い。
 掃討指揮に携わったことがある元政府軍高官は「オバマ米政権が求めているのはスワート地区の制圧ではなく武装勢力の壊滅だ」と語り、被災地でも戦闘を求められると予測した。
 「武装勢力が市民の反米、反政府感情を背景に拠点を移すいたちごっこに陥る危険性がある」と警告した。
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 ■ことば
 ◇パキスタン地震
 05年10月8日朝、北東部を震源とするマグニチュード7・6の巨大地震が発生。約7万5000人が死亡し、350万人以上が家屋を失った。昨年11月のインド・ムンバイ同時テロでインド政府に「犯行組織」と名指しされたイスラム過激派勢力「ラシュカレ・タイバ」は福祉団体を組織し、被災者救援を行った。
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2009年05月28日

2009/5/27 CNN タリバーンが和平復帰求める パキスタン軍との戦闘が圧力に

タリバーンが和平復帰求める パキスタン軍との戦闘が圧力に
CNN 2009/5/27
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200905270007.html
イスラマバード(CNN) イスラム強硬派タリバーンは26日、パキスタン軍の掃討作戦の圧力を受け、先日崩壊した和平協定への復帰を求める意向を表明した。
和平協定を仲介したスフィ・モハメド氏のスポークスマンによると、北西辺境州スワート地区のタリバーン戦闘員らは、パキスタン政府が地区内でのシャリア(イスラム法)施行を認めた場合、武装解除に応じる意向を表明した。
当局者が26日語ったところによると、政府はこの申し入れを拒否し、スワート地区から撤退しない場合は拘束する可能性があるとタリバーンに警告した。タリバーンの士気は下がっており、撤退を始めているとされる。
和平協定は、タリバーンが武装解除を拒否したうえ、政府から統治を認められた地域外のブネール地区に移動したことを受けて崩壊し、パキスタン軍による大規模なタリバーン掃討作戦の引き金となった。
パキスタン軍によると、直近の戦闘ではタリバーン戦闘員1100人、パキスタン兵75人が死亡したとみられている。また、今月2日以来戦火を逃れた民間人240万人が避難民になり、国連が懸念を表明している。
政府はパキスタン憲法に違反しない範囲でシャリア施行を認める方針。ただしタリバーンはこれまで女性の外出を禁じ、男性にあごひげを義務付け、音楽や映画の販売を差し止めるなど、厳格な施行を実施している。
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2009年05月27日

2009/5/26 HRW パキスタン:取り残された民間人のため、スワト渓谷の外出禁止令の解除を

パキスタン:取り残された民間人のため、スワト渓谷の外出禁止令の解除を
HRW 2009/5/26
http://www.hrw.org/ja/news/2009/05/26-0
(ニューヨーク)−パキスタン政府は、スワト渓谷(Swat valley)及びパキスタン連邦直轄部族地帯(Provincially Administered Tribal Areas :PATA)のマラカンド(Malakand)地域の隣接地帯において、5月18日に発令された24時間外出禁止令を直ちに撤回するべきである、と本日ヒューマン・ライツ・ウォッチは述べた。パキスタン軍がタリバーン反政府勢力との戦闘を繰り広げているこの地域では、食料、水、医薬品の不足が深刻となっており、いまだにこの地域に閉じ込められている数十万の民間人にとって、重大な人道上の危機となっている。
切羽詰った民間人が、食料や水を探すなどの理由や、あるいは、戦闘地域から逃げるため、外出禁止令を破って外に出て、パキスタン軍の砲撃や空爆の犠牲になったという絶え間ない報告を受け続けている。外出禁止令が発令されている場合であっても、国際人道法は、紛争の全当事者に対し、民間人犠牲者を最小限に留めるため、すべての必要な措置を講じるよう義務付けている。
「先週1週間ずっと出されたままの外出禁止令をパキスタン軍が直ちに解除しなければ、スワト地区に閉じ込められている人びとは、人道上の大惨事に直面する」とヒューマン・ライツ・ウォッチのアジア局長ブラッド・アダムズは述べた。「パキスタン政府は、タリバーンを打ち負かす戦術だからといって、地元住民たちを、食料も清潔な水も医薬品もないままに閉じ込めて放置することなど許されない。」
スワト地区のカバル(Kabal)準県で退去を命じられた人びとのなかで、ガルジャバ(Guljaba)とアリグラマ(Aligram)の村々を立ち退くよう軍に命令された数千人の民間人たちが、ロワー・ディル(Lower Dir)の町チャクダラ(Chakdara)に閉じ込められたままであることを、ヒューマン・ライツ・ウォッチの調査は明らかにした。5月25日にヒューマン・ライツ・ウォッチに話した村民は、「自分たちは5月22日に軍から家を出るよう命令され、チャクダラか、その先の安全地帯に向かうよう言われた。」と述べた。しかしながら、同日中にチャクダラにたどり着くと、さらに前進することも戻ることも禁止された。チャクダラの町は、24時間の外出禁止令が出されたままである。逃げてきた民間人たちは、チャクダラには、避難所もなく、食料・水・医薬品も不足していると語った。閉じ込められた民間人たちは、多くが脱水症状などの健康上の問題を患っており、子どもたちがとりわけ弱く病気になりやすい、と伝えてきた。
マルダン(Mardan)及びスワビ(Swabi)に逃げ込んできたスワトの住民たちは、これらの地域でも、人道状況が悪化していることを伝えてきた。避難民たちは、ヒューマン・ライツ・ウォッチに対し、「主な食料が入手可能であっても、その価格が10倍も上昇した」、「水不足が重大な事態に達した」、「外出禁止令の継続は、住民が食料を求めて外に出るという冒険をおかすことが、命を危険に曝すことに直結することを意味する」などと報告した。遺体は埋葬されずに放置されており、重傷者たちも、スワト渓谷内の全ての医療施設が閉鎖され、医薬品が入手不可能なため、命をおとす危険に直面している。
「パキスタン政府は、スワト地区での大規模な人道的苦痛を速やかに緩和するため、食糧・水・医薬品を空から投下することも含めて、可能な全ての手段を講じるべきである」とアダムズは述べた。「両当事者とも、民間人が戦闘地域から逃れられるように人道的回廊を設置することが不可欠である。公平な立場で活動する人道援助団体が、危険な状態にある民間人を避難させ援助できるようにするためにも、人道的回廊が必要だ。」
ヒューマン・ライツ・ウォッチは、タリバーンが続けている即決処刑と、パキスタン軍の砲撃によって民間人犠牲者が出ていることについて、懸念を表明。スワト渓谷にあるクワザ・ケラ(Khwaza Khela)村からスワビ(Swabi)に逃げてきた国内避難民は、ヒューマン・ライツ・ウォッチに、村を砲爆撃しないよう、パキスタン軍検問所に要請しに行った10名の代表団に参加していたカリムーン・カーン(Kalimoon Khan)という名前の村民を、タリバーンが、5月18日に、地元のモスクで公開斬首したと伝えた。タリバーンは、彼らに、パキスタン軍への密告者であるという容疑をかけ、彼らのうち3名に激しい暴行を加え、カーンの首をはね、残りの者を追跡して殺すと脅迫した。また、ヒューマン・ライツ・ウォッチが話をしたある村民は、5月19日にあった激しい砲撃について説明した。その砲撃によって、村の民間人11名が死亡したが、その中にタリバーンは1人もいなかったとのことである。
一方、スワト地区にあるチャルバグー(Charbagh)村のある住民は、ヒューマン・ライツ・ウォッチに、5月12日にパキスタン軍がミサイルを発射、それが中央部の市場に命中し、住民1名が即死し、もう1名を負傷させたのだが、その時、村の中にタリバーンがいたような雰囲気や事情は全くなかった、と述べた。村民が現場に駆けつけて犠牲者の遺体を回収しようとしていた時、もう1発のミサイルが同じ場所に命中し、さらに9名を殺害、8名を負傷させた。2回目の攻撃の後、村民たちは恐怖のあまり、負傷者を助けに行けなくなった、とヒューマン・ライツ・ウォッチに述べた。しかし、負傷者の助けを求める叫び声を無視するのは無理だということも分かり、30分後に、さらに大勢の住民が遺体の回収と、負傷者の手当てに向かった、と住民は語った。だが、その次、3発目のミサイルがその地域へ落ちた。伝えられるところによると、一連の攻撃により、2名の子どもが怪我を治療する事が出来なかったために死亡。合計で、19名の民間人が殺害され、30名が負傷した。
戦闘が続いている地域へのジャーナリストや人権監視員の立入りが禁止され、閉鎖された軍事地域となっているため、現時点では、情報を独自に確認することは出来ない、とヒューマン・ライツ・ウォッチは述べた。地元ジャーナリストはその地域を離れており、また、軍はパキスタン人記者や外国人特派員の立ち入りを認めていない。
「民間人たちは、タリバーンによって苦しめられ続けているが、一方で、軍も、民間人の命を軽視し、戦闘地域からの民間人の脱出を不許可にしており、状況は更に悪化しつつある。」とアダムズは述べた。「もし、タリバーンを本当に打ち破りたいと考えているのであれば、パキスタン軍は、スワト地区の住民の苦痛を、悪化させるのではなく、和らげるよう行動しなければならない。」
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2009年05月26日

2009/5/25CNN 史上最大の「民族大移動」 戦火逃れるパキスタン避難民

史上最大の「民族大移動」 戦火逃れるパキスタン避難民
CNN 2009/5/25
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200905250021.html
パキスタン・ジャロザイ避難民キャンプ(CNN) パキスタン軍によるイスラム強硬派勢力タリバーンの掃討作戦が続く北西辺境州から、戦火を逃れて連日多数の住民が避難している。州都ペシャワル近郊のジャロザイ・キャンプに流れ込んだ避難民は9万3000人を超えた。
国連の推計によれば、戦闘により家を失った人は180万人にも達し、1947年の独立以来、同国史上最大規模の「大移動」が起きている。
ジャロザイ・キャンプの収容人数は、数千人単位で膨れ続けている。テントがどこまでも並ぶ光景は、砂漠に突然現れた都市のようだ。果物売りが間を縫って歩くが、貧しい避難民に十分な買い物はできない。国連からの配給の小麦を奪い合うようにして持ち帰り、パンを焼く人々。「食べ物にありつけても、牛さえ食べたがらないようなものばかりだ」と、男性がつぶやく。
別の男性は15日前、妻と3人の子どもを連れてキャンプに駆け込んだ。一家は100キロの道のりを歩いて避難してきた。年老いた父親は連れてくることができなかったと、唇をかむ。
キャンプ内に8カ所設けられた病院には、下痢や熱射病、心的外傷(トラウマ)などの患者が次々に訪れる。ある朝の新患は380人。ほとんどが女性や子どもだった。
同国のマリク内相は避難民が急増する現状について、「05年にカシミールで起きた地震よりもひどい。避難民の多くは冷涼な地域からやってくるため、暑さに耐えられず体調を崩す人も多い」と、懸念を示す。
ジャロザイ・キャンプの周辺では、新たなテントを造成するための造成が今も続く。押し寄せる避難民が途絶える気配は、どこにもみられない。
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2009/5/25西日本 テロ対策は経済援助が重要 JICA緒方理事長

テロ対策は経済援助が重要 JICA緒方理事長
西日本 2009/5/25
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/97912
国際協力機構(JICA)の緒方貞子理事長は25日、都内で記者会見し、アフガニスタンやパキスタンがテロ組織の温床とされていることに関連し「(国民の)収入を増やすことでタリバンなどの浸透を防げる」と述べた。テロ対策としては農業開発やインフラ整備などの援助により経済基盤を改善することが重要との考えを強調した。
 米オバマ政権の対アフガン政策については「前政権は軽視していたが、国際機関やほかの国々との連携を重視する態度が出てきた」と評価。政府開発援助(ODA)の供与実績で日本の国際順位が低下傾向にある点に関して緒方理事長は「相互依存が強まっており、一国平和主義は通用しない」と指摘し、日本の増額や順位回復が必要との考えを示した。
 JICAは昨年10月、従来の青年海外協力隊の派遣などに加え、円借款も手掛ける組織に拡充。緒方理事長は「(援助手法の)幅が広がり、新しいチャレンジができるようになった」と語り、ボランティアや民間企業とも協力して、援助対象国の実情に合わせた支援メニューの提供に力を入れる意向を明らかにした。
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2009/5/25西日本 過激派注視し復興活動 今後も日本の支援期待 アフガン情勢 ハビタット福岡の担当者に聞く

過激派注視し復興活動 今後も日本の支援期待 アフガン情勢 ハビタット福岡の担当者に聞く
西日本 2009/5/25
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/97840
 オバマ米大統領が対テロ戦争の「主戦場」と位置付けるアフガニスタンでは、自爆テロの続発や隣国・パキスタンでのイスラム過激派の台頭などで不安定さを増しているようにも見える。アフガンの現状を国連人間居住計画(ハビタット)福岡本部の担当、ラリス・ランカティレケさん(58)と、現地職員のセイドハシュマトゥラ・セイディさん(39)に福岡市で聞いた。
 −閣僚や国際治安支援部隊が標的となるテロが起きた。現状は。
 「(イスラム原理主義勢力の)タリバンは一部地域で確かに強い力を有しており、パキスタンのイスラム過激派とも密接な関係にある。ただ、直ちに治安が深刻化しているわけではない」「タリバンにも多数の派閥があり、過激派と結び付いているのはその一派だ」
 「8月には大統領選がある。過激派の活動が選挙に影響しないよう注意を払う必要がある」
 −アフガンの人々はオバマ政権の新戦略をどう受け止めているのか。
 「人々は楽観的にとらえている。『新しい時代がやってくる』と言う人もいる。民政面も含めた支援に期待している」
 −現地の非政府組織(NGO)には、国際部隊の活動により自分たちの危険度が増している、との懸念も強い。
 「そこは私たちも注意している。復興支援の事業を行う際には、必ず軍とは離れて中立を保つようにしている」
 −日本に望むことは。
 「(アフガンの人々は)支援に大変感謝している。距離は遠いが、日本人には親しみを感じている。今の状況を抜け出すために引き続き見守ってほしい」
 「学校建設やインフラ整備に支援をいただいた。中等、高等教育への支援や健康、衛生面、また都市開発にもサポートをと思う」
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