2009年05月22日

スリランカ(2009 VOL.21 データブック 二宮書店)

スリランカ民主社会主義共和国

地勢
インドの南東端、ポーク海峡を隔ててインド洋上にある熱帯の島国。国名の「スリランカ」はシンハラ語で「光り輝く島」の意味。南中央にピドゥルタラガラ山(2524m)がそびえ、その南に聖山スリー=パーダ(別名アダムスピーク,2243m)がある。
気候
国全体が熱帯(Af・Aw)で、モンスーンが島の中央から南部にかけて走る山脈の南西斜面に多量の雨をもたらすが、北部や東部ではこの間乾燥する。11〜3月の北東モンスーンは島全体に雨をもたらす。気温は一年を通じて高温で変化が少ない。
コロンボ 26.9℃(1月) 27.7℃(7月)
年平均気温27.5℃ 年降水量2312.9o
略史
先住民はヴェッダ民族だが、紀元前5世紀インド北部からシンハラ人が移住、王国をつくる。紀元前250年仏教伝来。紀元前2世紀以来、タミル人が侵攻。1505年ポルトガル人、1658年オランダ人が来航し海岸地帯を植民地化。1802年アミアン条約によりイギリスの植民地となった。1948年イギリス連邦内の自治領セイロンとして独立。1960年シリマボ=バンダラナイケ氏が世界初の女性首相に就任。1972年国名をセイロンからスリランカ共和国と改め、英自治領から脱し完全独立。1977年議員内閣制から大統領制に。1978年現国名に変更した。
現況
基本外交政策は非同盟中立。経済協力を中心に日本・アメリカ・イギリス・ドイツなどと関係を強化。中国・中東諸国とも関係は良好。多数派シンハラ人(仏教徒)と少数派タミル人(ヒンドゥー教徒)との対立が存在。1983年タミル人過激派が政府軍を襲撃、報復のタミル人虐殺が続き抗争が拡大。84年以降、タミル人過激派「タミル=イーラム解放のトラ」(LTTE)の武装闘争やテロ活動が激化。87年インドのガンジー首相とジャヤワルデネ大統領がタミル人の自治拡大を認める和平協定に調印。しかしテロ攻勢に出たLTTEに対しインド平和維持軍(90年撤退)が掃討作戦を展開。89年LTTEと停戦合意。90年LTTEとの和平交渉が決裂。93年プレマダサ大統領が爆弾テロで死亡。95年政府軍はジャフナ市などのLTTE拠点を総攻撃。98年LTTEを非合法化(02年9月非合法化措置を解除)。02年2月LTTEと政府は無期限の停戦合意。04年4月総選挙でクマラトゥンガ大統領が率いる統一人民自由連合が勝利し、政権が交代した。04年12月スマトラ沖地震の津波による大きな被害を受けた。05年11月大統領選で対LTTE強硬派のラジャパクサが新大統領に就任。停戦は12月以降、事実上崩壊。08年1月政府は停戦協定の破棄を決定。内戦で約7万人以上が死亡。
経済
米・茶・天然ゴム・ココナッツが主要産物。近年工業化が進展し、衣料品が最大の輸出品目に成長。民族紛争による軍事支出は財政を圧迫。GDP成長率は04年6%、05年5.3%、06年7.4%。物価上昇率は05年11.6%。失業率は06年推定6.9%。国内市場が小さいため輸出を奨励。インドやパキスタンとの貿易が急速に拡大。
政体
共和制
首都
スリジャヤワルダナプラコッテ(人口(01)11.6万)6°56′N・79°54′E
面積
6.6ku
人口(08)
1939.3万
人口密度(08)
295.6人/ku 
出生率
18.8%(05)
死亡率
6.6%(05)
乳児死亡率
11%(06)
平均寿命(06)
72.4歳(男68.7・女76.3)
合計特殊出生率(06)
1.9
都市(01)
コロンボ(64・7万)・デヒワラマウントラヴィニア(21.0万)・モラトゥワ(17.7万)・ジャフナ(14.5万)・ネゴンボ(12.1万)・キャンディ(10.9万)
都市人口率(07)
15.1%
産業別人口構成(北部地域を除く)(05)
1次30.3%・2次25.2・3次38.4
年齢別人口構成(06)
年少23.7%・生産69.7・老年6.6
国民総所得(06)
270億ドル
1人当たり国民総所得(06)
1300ドル
1人当たり国内総生産成長率(06)
6.8%
言語
シンハラ語(公用語)・タミル語(公用語)・英語(連結語)
民族(01)
シンハラ人81.9%・タミル人9.4・ムーア人8.0
宗教(01)
仏教76.7%・イスラム教8.5・ヒンドゥー教7.9・キリスト教6.8(カトリック6.1)
土地利用(03)
農地[耕地192万ha(29.6%)うち樹園地100万・牧場と牧草地44万(6.8)]・森林193万(29.9)(05)
農牧林水産業(07)(農業従事者417万・農業従者1人当たり農地0.6ha)(03)
米313万t・とうもろこし5.6・あわ5500t・ばれいしょ7.7万t・大豆5200t・かんしょ4.9万t・キャッサバ22・落花生9840t・ごま6300・ココナッツ95万t(1.7%F)・キャベツ6.9・トマト6.5・さとうきび78・オレンジ類6380t・レモンとライム5050・パイナップル5.3万t・コーヒー豆6050t・カカオ豆1440・茶30万t(7.9C)・葉たばこ4150t・天然ゴム12万t(1.2I)・牛122万頭・水牛32・豚9.4・羊1.7・山羊39・鶏1378万羽・牛乳14万t・鶏卵5.2・原木628万㎥(06)・漁獲量23万t(06)
鉱業(06)
りん鉱石1.5万t・塩8.1
工業(07)
コプラ6.7万t(1.2%G)・粗糖6.1・牛肉2.7・豚肉2380t・山羊肉1430・鶏肉6.5万t・牛皮5425t(05)・ビール4680万ℓ・化学繊維4000t(04)・製材6.1万㎥(06)・パルプ1.5万t(06)・紙類(06)・りん酸肥料1.1(05)・重油76(05)・タイヤ6.0万本(99)・セメント160万t(06)・粗鋼3.0
発電量(05)
88億kWh(水力39.4%・火力60.6%)
輸出(06)
69億ドル(食料品22.0%・原材料と燃料5.9・工業製品69.9・その他2.2)(05)
衣類46.7%(05)・茶13.0(05)・ゴム製品4.9(05)・ダイヤモンド3.1(05)・電気機械2.5(05)
(アメリカ32.2%・イギリス12.6・インド9.1・ドイツ4.4・ベルギー4.2)(05)
輸入(06)
103億ドル(食料品12.4%・原材料と燃料18.1・工業製品68.6・その他0.9)(05)
繊維と織物18.7%(06)・原油8.6(05)・電気機械6.7(05)・一般機械6.6(06)・自動車6.5(05)
(インド17.3%・シンガポール8.9・ホンコン7.8・中国7.6・イラン6.0)(05)
日本の対スリランカ貿易(07)
輸出464億円(乗用車27.7%・バスとトラック18.6・一般機械17.2・電気機器5.4・プラスチック5.1)
輸入242億円(紅茶21.5%・衣類と同付属品10.5・まぐろ7.7・えび7.4・電気機器4.9)
貿易依存度(06)
輸出25.5%・輸入38.0%
通貨
スリランカ=ルピー(1ドル=107.65 08.7)
外貨準備高(07)
36億ドル
観光客(06)
56万人
観光収入(06)
7.3億ドル
鉄道輸送量(04)
旅客47億人キロ・貨物1.3億トンキロ
航空輸送(04)
飛行キロ数4300万q・旅客輸送量83億人キロ・貨物輸送量3.3億トンキロ(06)
自動車保有台数(06)
74万台(うち乗用車34万台・乗用車1台当たり58人)
外航船舶保有数(06)
5隻(積載重量7.4万t)
電話加入回線数(07)
274万回線(百人当たり14.2回線)
インターネット利用者数(07)
77万人(人口比4.00%)
日刊新聞発行部数(06)
60万部(成人千人当たり39部)
識字率(07)
91.5%(男93.2%・女89.9%)
消費
エネルギー消費(石油換算)(05)383万t(個体燃料6.7万t・液体燃料346・電力30)(一人当たり195s)・穀物消費(03)282万t(1人当たり147s)・砂糖消費(03)55万t(一人当たり28s)・紙類の消費(06)32万t(一人当たり15.3s)・肥料消費(05)(窒素18万t・りん酸3.6・カリ6.2)
国防支出(06)
9.4億ドル(1人当たり46ドル)
兵員(08)
15.1万人(陸軍11.8万・海軍1.5・空軍1.8)
日系現地法人数(07)
19
在留邦人数(07)
総数841(長期809・永住32)

posted by LMB at 19:39| Comment(0) | 基本情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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